行動の奥にどんな想いを込めますか？

私たちは皆、毎日２４時間何かの
「行動」を起こして生きています。

普通にしているだけでも、
それは「生きる」という行動になります。

例えば、認められたい、という想いが秘められた行動をしたとしましょう。

その行動は表面的には、
誰かのためや、ポジティブに見えたとしても、

その原点となる想いは

「認められたい＝認められていないから」
だったとします。

そうすると、その行動そのものは
ポジティブなものだったとしても

エネルギーは「認められていない」を
伝達するエネルギーとなります。

違う例えで言えば、

「愛されたい」と思ってする行動が
どれだけポジティブであったとしても、

その奥にあるのが「愛されていない私はダメだから」
であれば、

愛されるためにするポジティブな行動が
「愛されていないわたし」を象徴するもの、となる。

別に、どれが良くて、どれが悪い、
と言いたいわけではありません。

ですが、奥まで行き届いた行動と、
そうじゃない行動には、結果というものが
全てその内部事情を教えてくれます。

こういう風に書くと「怖い」「不安だ」
「何をしたらいいか分からない」
と言われますが、
大切なのはそうじゃなくって、ね。

そこを気にしている時点で
自分の人生を正しさで埋め尽くそうとしている、ってことになるのです。

正しさにまみれた人生は、
同時に「間違い」をたくさん生まなければいけません。

自分が正しくいようとすると、
それと同じだけ間違えてくれなければいけない。

自分以外の「その他」が間違いを犯さなければいけなくなるのです。

もし、現実に不平・不満・不調和があるならば、
自分がどう正しくあろうとして、
むやみやたらに頑になっているのか。

どう、自分を創り上げて、
他を排除しようとしているのか。

ちょっと想いを馳せてみると、いいかと思います。

—

無意識的に行ってしまうこと。

例えば、誰かの言葉に対して、
自動的に反応してしまう、こと。

例えば、何かに対して
無意識に反応し、行動をしてしまうこと。

なんでもいいです。

自分の「無意識の行動」に着目してみましょう。

そこに、自分に対するダメ出しの要素はないか？
自分を幸せにしない前提は含まれていないか？

監視する、のではなく
観察してみる、のです。

わたしたちは、無意識の行動に突き動かされている。
でも、それに対して
責任と、コントロール権を持つのは
いつだって私たち自身なのです。

毎瞬、毎瞬、選び続ける。

わたし、こうしようとしているけれど、

この奥にある目的はなに？と。

ふと、言い訳をしたくなったり、
ふと、反抗したくなったり、
ふと、嫌なことを言ってやりたくなったり、
ふと、相手を拒絶したくなったり…。

この「ふと」の合間に、
自分の心を取り戻す瞬間があります。

そのまま行動にうつすことも、できる。

でも、一旦間を置いて、
深呼吸して。

「わたしは、こう、ありたいのか？」

「わたしは、この前提で、いきたいのか？」

と心に聞いてみるのです。

そうすると、その「ふと」の合間に我に換える。

真ん中の心（コア）を取り戻すことが出来るんです。

—

向き合うって言葉、最近はあまり好きじゃなくって。
それよりも、
良いも悪いも、光も闇も、
そこに想いを寄せてみる。

そうするだけで、溶けていきます。

ひとつ、になっていく。

自分の良いところも、悪いところも、
罪悪感も、不信感も、
ぜんぶ、とけていく。

もっていても、いいんです。

自分の中にある罪悪感に突き動かされるようにして
無意識に自分と誰かを攻撃してしまっても、

それはそれ、過ぎたことだから悔やんでもしょうがない。

でもね、
そこからまたスタートし直すことができる。
わたしたちは、その都度自分が何を信じたいのか？
選び直すことが出来るのです。

不足を補うための行動じゃなくて。
自分を善く見せて、誰かに勝ろうとして孤立するための行動じゃなくて・・・

何かをわざわざ補うためでもなく、
罪悪感を抱えながら、自分を満たそう、満たそう、とすることもなく…。

既に、今ここ、で満ちている。
そこからのスタートになります。

誰かの絶対正しい、と思う信念の裏で泣いている人がいる。

何一つ、絶対的に正しいと思うことを
持ち続ける必要はない、ってこと。

もちろん、この内容が、正しいかどうか、
という話でもなく。

ただ、普通に変化する様を感じながら
いられればいいんじゃないか、って思うのです。

—

雨ですね。はやく夏にならないかな。

▼まだまだ募集中！限定レポートは１６日まで。潜在意識の楽しさを味わってください♪

ハタユカラボについてはこちら。

７月配信コンテンツ『１００％イメージしたことを現実化するために、秦由佳がしている１０のこと。』
限定レポート『お金・恋愛、実はこう繋がっていた！実体験による報告レポート（PDF）』