例え世界が振り向いてくれなかろうと、 私たちはずっと永遠に幸せでいられるのです。

人生で苦しかったこと、３つ思い出してみよう。
思い出せないほど、今幸せでも、思い出してみよう。
思い出したくないほど、今苦しくても、思い出してみよう。

苦しみに導かれて私たちは問題をどうにかしよう、とあがくのだけど、
必ずその結末は「勘違いだった」で終わる。

予想外のところに、答えが落ちていて、
それを「自分以外の誰か、や何か」が運んで来てくれる。

そして、それに触れたときに、
「あ、誤解だったのね」と気付く。

愛されていなかったのではなく、
愛してくれていたことを、受け取れなかった自分がいただけだったし、

誰かに認められなかったわけではなく、
自分で自分を認められなかっただけだった、と。

—

思い出してみるんです。

あの時、苦しかったこと悩んだこと大変だったこと。

必ずいつの時も、そこには「勘違いして勝手に思い込んで拗ねていた自分」が

いたんだってこと。

でも、結末はいつだって、

「私の勘違いでした、ありがとう、嬉しい」

そうやって、解かれていって、そして仲直りする。

親だったり、友達だったり、自分自身だったり。

そう思うと、強くなれませんか？

少なくとも、私だけかもしれませんが、
今までの人生を振り返って、

「苦しくて損した」ことなど、一つもないのです。

その事実こそが、今の自分を強く優しくしなやかにしてくれる。
もうね、全てに感謝したくなって、
そんでもって、今の全部を賭けてでも自分を
「誰かや何かの為に使いたい」

そう思える気持ちになるのです。

————

ちょうど今さっき、ふと思ったんです。

「一秒たりとも無駄はないな」と。

果たしてそれが、どれくらい「正しい」のかはさておき、
私は自分の短い人生を振り返って、そう感じています。

結論からしていえること。

それは、「苦しい時があってこそ初めて問題と向き合う」

そして、その経験や感情によってはじめて

見て見ぬふりしていた自分に気付かされていく、ということです。

ですが、それだけではありません。

苦しい状況には、導きの力があります。

もちろん、体験している時ほどそれを見失ってしまうのですが、
その経験によって私たちはやっと、

「今までずっと勘違いしてきた　しがらみから解き放たれる」

のだとも言えます。

これは、きれいごとではないと、思うんですね。
だから冒頭では、

「人生で苦しかったこと３つ思い出してみてください」と書きました。

両親とのしがらみも、結局今思えばすべて
「やっぱり私たちは繋がっていた」ということを証明してくれたし、

仕事や恋愛における葛藤も、全てがどこかに繋がっていて、

「あぁ、人生に無駄な経験なんてないんだな」と
思えるような結末が用意されているのだ、と

そんな風にしか、思えないのです。

ここであえて、専門的な潜在意識の話を付け加えるとすれば、

私たちの中に「解かれよう」としているものが無ければ、
苦しみも浮かび上がってこない、ということ。

つまり、自分の中にある「ある潜在している思い込み」の
誤解を解消しようとする時に

「しか」

人は悩まないのだ、ということなんです。

——–

答えが潜在意識に用意されている時、

私たちの顕在意識には
その答えを知るための準備がなされていきます。

だから、その時に「問い」というものが表面化する。
逆に言えば、
「問い」がある時は「答え」が用意されたとき。

表面的に顕在した現実（つまり、今見えている認識できる世界）に

「どうしてだろう」という問いが生まれたのであれば、

まだ表面化していないだけで、

それはあなたの中で「答え」がすでに生まれている証拠なのです。

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まぁそれを証明する術はありません。
そして、その必要もありません。

あなたがそう思ったときに、目の前のことを見る視点が変わる、

ということが一番大切なのです。

私は、投影の法則を学んだからこそ、
そんな考えが出来るようになりました。
だから、苦しみがやってこなくなることはないのですが、

苦しみという顕在化した現実に対して
「自分の向き合う姿勢」が変わったのです。

少し別の言い方をすれば、
「誰かや何か、目に見えるものによって幸せになることはできない」

ということでもあり、

私たちが本当に強く幸せで優しく、そして広く豊かである時はいつも、

それらに対して

「自分がどのような姿勢で向き合うか？」
その状態こそが、自分を幸せに豊かにしてくれるのだ、ということ。

「今」なんですよね。

全て、今に凝縮されて溢れている。

感謝も、愛も、そして豊かさや幸せも。

目の前に見えているものに対して、
どのような眼差しを向けていくか？
待っているのではなく、まずは自分から世界を愛せたときに、

例え世界が振り向いてくれなかろうと、
私たちはずっと永遠に幸せでいられるのです。

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