とある家に、真っ黒な丸いものがありました。
一見すると爆弾のようです。
(半分、無理やりなはなしですが。)
それを見た「ある人」は、びっくり仰天!
やややややややや
やばいんじゃない!?
たいへんだ!
爆弾が家にあるぞ!
爆発するぞ!
なんとかしないと!!
火を止めないと!!
(ついていないけど)
いろいろなことを考慮して、
これはたいへんだ!と認識。
その人の中では爆発がすでに、起きていました。
脳内での爆発です。
まだ燃えてもない
爆発してもない
っていうか、爆弾なのかそもそもわからない
ものに対して必死に対策をうとうとします。
水をかけてみたり
息をふきかけてみたり
しかし、自分が疲れるだけで
何の変化もありませんでした。
(あたりまえだ)
これが
「問題ではないものを問題視して
なんとかしようとしてするものの
何も変わらず、ただ疲れてしまうだけ」
という現象のことです。
こころの勉強をして疲れてしまう人も、こういう感じです。
自分のあれをこれをそれを
だめだ、やめたい、なくしたい、よくない、
と思って
いろいろやってみたり
応急処置をしようとしたり
焦っていろいろ手を出してみるものの
「ちっとも変わらない・・・」
って・・・。
そりゃそうだわ、
だって最初から爆弾燃えてないし
爆弾かどうかもわからないし
問題かどうかわからないものに
水かけても息かけても塩かけても
なんも変わらんわ。
—-
ということなので、ね。
潜在意識とか心理学とかスピリチュアルとか
たくさん勉強して、
でもね、ぜんぜん変わらないの、っていうけれど
「それでいいんだよ」
ってこともたくさんあるわけ。
さらにこの記事で最も注目して欲しいのは。
『問題はどこで起きている?』って話なんです。
この図を見ればわかるように、
問題は家の中ではなく
『観察する人の脳内』で起きている、ってことです。
これを私たちの頭の中にも当てはめることができます。
———
例えばあなたは、自分の中に何かを見つけたとしましょう。
それがこのときです。
ここでスルーしてしまえばいいのですが、
なかなかそうはいきません。
なぜなら、こいつ
っていうのには個性があり、価値観があり、判断材料があるから。
だから、スルーできずにいました。
しかし、このように捉えてみてください。
こいつ
は小人のようなもので、私たちの中にたくさんいます。
この小人たちは、主に「記憶の束」で出来上がっているとしましょう。
それぞれ個性があり、それぞれの価値観があります。
この小人たちは頭の中で物事を判断したり、
決断したりするのに役立ちます。
何かを発見したとき
(つまり、五感情報がはいってきたとき)
それをみんなで観察します。
しかし、この中の一人が騒ぎ出すと
その声が大きくなり、
他の小人もその小人につられてしまいます。
結果的に、
一番騒ぐ小人の声だけが残り、
それがわたしたちに届きます。
つまり、
騒いだ小人はこいつです。
(4度目の登場)
—–
小人というのは記憶の束、と書きましたが、
脳科学の分野でいうならば、これは神経回路です。
小人が騒ぐ、というのは
神経回路の発火のことです。
ここらへんは小難しいので省略するとして、
とにかく大切なのは
『問題について騒いでいる小人』の声ではない
他の小人の声も聞く、ということ。
そして、
何の問題もないことに
何かをしてもそりゃ、変わらん。
安心せよ。
ということでもあるのです。
———-
あなたの中に何があっても
何を発見しても
何が生まれても、
それが暴言だろうと
「思ってはいけないもの」であろうと
考えてはいけないものであろうと、
それそのものがダメなのではなく
「発見した小人」が、問題だと騒ぐだけのことであり。
そういう風に捉えることができたとき、
頭の中、とてもすっきりするんじゃないかと思います。
わたしたちは小人ではないですからね。
そこんとこ、楽しんでいきましょ、ってことでもありました。
変える、変わるが、喜びではなく
「知る」ことの喜び。
「自分を知る」喜びが、潜在意識の仕組みを知る良さえす。
それが潜在意識を学ぶ醍醐味ですね。
こういう話が好きな人は
RYCメソッド?をぜひ、受けてみてくださいね!
発見がいっぱいあると思いますよ~♪
^^^^2015年12月の過去記事でした^^^^
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