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当たり前ですが、「与えまくっているモード」のときは、
「受け取ってほしい」のですが、
その受け取ってほしい、ってのは
「てめーら、そこでじっと待ってろ!両手広げて待ってろ!今与えてるんだから、つかみに来るな!」
ってことでもあります。(言葉使いが悪いですが、あしからず。)
どういうことでしょうか?
例えばよくこんなことを聞かれます。
「クレクレ星人が多いのですが、どうしたらいいですか?」と。
実はですね、これ悪いことではないのです。
ただね、相性的な問題で、
「与えたい」人の元にクレクレがやってくると、
「こっちは与えるって言ってんだろ!
取りにくるな!そこで待ってろ!」となるわけ。
普通にしていたら与えると受け取るの供給バランスが整って循環するのに、
さらに取りにこられると、うざい・・・みたいな。
与えようとしていることに、無意識にブレーキがかかるんですね。
取りにこられると、与えられないじゃないですか。
だから、与えようとしている自分を制限しちゃって、
中途半場に終わっちゃうんですよ。
潜在意識では、クレクレ星人が嫌なのではなく、
「与えようとしているのに、
取りにこられたら、与えられないじゃん!」
ってなって、イライラしているんですよね。
?
わたしは仕事モードの時に、これになります。
基本的に仕事モードの時は、全細胞からあふれんばかりに放出し、
余すことなく届けたいと思っているし、
与えることに何の躊躇もなく
おらおらおらー!
と出しているわけです。
そこで待っていてほしい。
そこでわたしが与えるものを、まっていてほしい。
ちゃんと届けるのに、
なんで「動く」の!?と。
じっとしてそこにいなきゃ、
こっちが与えるものも受け取れないでしょ!?
って。
そういう風になるわけですよ。
?
逆に言うと、
自分の周りに「クレクレ星人」が現れたときは、
与えたいという気持ちに忠実になってみると、いいですね。
そして、与えたいという気持ちを、
逆に我慢しない
ことです。
クレクレ星人に対して
「もう、与えるのやーめた」と思っていると
循環が滞ります。
逆に、クレクレ星人に対して
「与えたいのだから、しっかり受け取れや!!」
くらいで割り切ってしまう、ということです。
?
具体的に言うのであれば、それは
与えることを我慢しない
ことでもあり、
クレクレ星人に玉をぶつける感じですね。
受け取れこらー!!!!!!!って。
逆に我慢しないでいると、出し惜しみしないのでクレクレ星人も現れにくいです。
そこで出し惜しみすると、
クレクレ星人はもっとクレクレ星人になって
スーパークレクレモードになって、もっとこちらに近寄ってくるのです。
距離感、ですよ。距離感。
距離感を持って、与えたいのです。
※通常、与えすぎるとダメ・・・・って言われますが、
この場合は逆に、
クレクレ星人によって与えることを我慢すると、
余計に相手がクレクレと迫ってくることに対する
ちょっとイレギュラーな対応法でした。
ふぅ。
で、出すもん全部出して、
与えて与えて与えまくって出し終えたら、
もう、なんもありませーん。
と割り切って、次は
他の誰かから与えられることを、受け取ってみるのです。
大切です。
自分にもう、何もない、と諦めるの。
そこで「与え上手すぎる人」は
与えることがなくなった自分にバッテンをつけてしまいます。
で、なんとか無理に探そうとするわけ。
もうスッカラカンなのに。
もう出し尽くしたのに。
だから、
もう、なんもありませーん。
って、すごく大事なの。
与えるのが得意な人、
受け取ることが得意な人、はそれぞれいますが、
与え続ける人も、
受け取り続ける人も、いない。
与えてばっかりだと思う人は、
与え終わるまで、どんどんどんどんやる。我慢せずに、ぜーんぶ、やる。
で、力尽きたら、
ちゃんと、もらう。
尽くし上手な人、
出せるだけ出すことを我慢しない。
尽くすことを、我慢しない。
でも、ぜんぶ出したと思ったら、ちゃんと、もらおう。
循環だね。
この本と真逆のことを言っているようですが、
奥深いところでは、同じことを言っているのでした。