1年前の過去記事 再アップ!
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ちなみに、この前の記事の最後に
もう、自分と向き合うな
と書いたところ、
質問がきましたので
わたし的に言う
向き合う
向き合わない
とはどういうことか、簡単に説明したいと思います。
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まずですね、多くの人は自分と向き合ってる時こんな感じです。
だいたい、
自分自身のどこかを否定したままだったり、過去の自分を悔やんだままだったりするので
この図のように、片方は怒っています。
これは、無意識に、です。
意識的には向き合おうとしてますが、
多くの場合それは、
問題解決したいと思っている自分が
自分と向き合う、という手段を通して
自分を律したり
変えようとしたり
罰したりしようと、してるのです。
だから、こんな感じね。
で、
わたしはこうして欲しいのです。
横向きに、隣に立つわけ。
そうすることではじめて、こうなります。
同じ景色が見えるわけです。
これがわたしのやって欲しい、自分との対話。自分との向き合い方です。
例えば、自分の中に
未完了の感情があったとします。
幼い頃の体験や出来事によって生まれた抑圧や制限が
感情を押さえ込みます。
そうするといわゆる、
その感情を感じることが未熟な自分が育たぬままになるわけです。
ものすごく簡単に言えば、これが俗に言われるインナーチャイルドってやつです。
(もう少し奥深いですが。)
じゃあ、その過去の経験や体験に執着してるとも言える、
未完了の感情を持った自分と向き合うとしましょう。
潜在意識の勉強や
心の勉強をし始めの頃は特に勘違いしたままスタートしやすいです。
なぜなら、
その過去の体験や出来事、
あるいは他人を問題視したまま
向き合いが始まってしまうから。
あの思い出さえなければ
あの出来事さえなければ
あの人さえいなければ
あの人さえこうしてくれれば
こんなわたし(インナーチャイルド)さえいなければ
…
だから、こうなるわけ。
こうして
初めて自分の中にいる
悲しみや苦しみを生む別の自分が何を見ているのか、わかるわけです。
問題視したまま自分と向き合っても、
それは何の解決にもなりません。
最も大切なのは、同じ視点に立った時に何が見えるか。
だいたいそれは、
とても優しい光景が見えたりします。
例えばわたしは祖父との関係が
いろんなつまづきの原因になっていたのですが
未完了の感情を抑圧されてしまったわたし(インナーチャイルド)が見ている光景は、
とても優しいものでした。
もちろん、見えてる映像は
怒っている顔の祖父と祖母なのですが、
わたしはとにかく、笑っていて欲しかった。
だから、抑え込んだ。
笑って、優しい顔をして欲しかったから
感じることを制限した。
だから、わたしのインナーチャイルドが見ていた光景は、
祖父と祖母の笑顔。
それを望んでいたわけです。
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ものすごいかいつまんで説明してしまったのですが、
とにかく、そういうこと。笑
向き合っても向き合っても
苦しんでいくばかりの人は
もう、やめていいよ。
その代わり、
横に並んで何が見えるか。
泣いてる自分
悲しんでる自分が
本当はどんな世界を見たいと思ってるのか。
それを一緒に見てあげてください。
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ちなみに、
スネてる自分に対しても同じ。
スネてる自分に向き合おうとしていても、本当はこうなってることが多い。
表面上は向き合おうとしてても
内心、怒ってる。
スネてるからうまくいかないのよ
スネてるから変われないのよ
スネてるからダメなのよ
そうやって心の中どっかで1ミリでも思ってたりすると
伝わっちゃうんですよね。
だから、こう。
イメージだけでもいいですよ。
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まぁ、補足的に書いたのだけど
ぶっちゃけわたしはもうこの手のセラピー的なことはあんまりやってなくて、
それよりも、
今ここにいる生身の人間の自分が
求めてること
感じたい気持ち
体感したいこと
に意識を向けていくことを
オススメしています。
とはいえ、こういうのが無駄なわけでもない。
必要な時に、やってみてくださいね。