今、NYにおります。
出発当日にこんな記事をFacebookに書き込みました。
【お願いごとー言葉をくださいー】
わたしはいつも、旅行に行く時はカキモノをして過ごします。
特に観光もせず、買い物もせず、その街になじむようにして
何かを書き残すことが好きです。
で、今日はみなさんにお願いがあります!
NY滞在中に仕上げたいと思っているあるモノがあって。
それを仕上げるための「単語」をみなさんから欲しいと思っています。
故 池田昌子さんの本が好きなんですが、
その中に「14歳からの哲学」という有名な本があります。
この本は、単語や言葉に対しての考察がざーっと書いてあって
いつかこんな本が書きたいなあ、とぼんやり思っていました。
あるモノ、を仕上げるために
このスタイルで書き上げたいものがありますので
みなさんの「書いて欲しいと思う単語」をコメント欄に書いてくれると嬉しいです。
すべて書けるとは限りませんが、出来るだけ…。
ちなみに、今自分がピックアップした言葉は以下の通り。
かぶっていても構いません。
書いて欲しいテーマを、くださいね!
(出来れば、短い単語希望)
———————
これになんと、140近くのコメントを頂き(!)
まとめるのが大変だったのですが、
今日から少しずつ書き下ろしの文章をアップしていきたいと思います。
あえて未編集、生々しいライブ感をお楽しみください。
(現在は既に募集を締め切っております!)
では、まず一つ目のキーワードから。
————-
「孤独」
あらゆる人間関係の基盤にあるのは
孤独感かもしれない、と思うことがある。
意見するとやっかいに思われがちで、
謙遜されがちな孤独という生き物は、
わたしたちの中に住み着いて、決して離れようとはしない。
人として生きている限り、孤独というものと
切り離されることは出来ないんじゃないだろうか。
そもそも、孤独を感じた時に
わたしたちはそれとセットで誰かの顔を思い出している、
ということがある。
そもそも孤独感とは
人間関係やあるいは特定の場所、空間、時間などとの間に生まれた
愛着感と切っても切れない関係なのだ。
何かが寂しくて孤独感を感じる。
誰かが恋しくて孤独感を感じる。
それは当たり前のことなのではないだろうか。
そして、その当たり前のことを忘れてしまうと、
孤独とセットで存在しているあたたかい
記憶さえもどこかに忘れてきてしまう。
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