執着は、本能からくるもの。
それは生存本能と言ってもよく、わたしたちの誰もが持つ気持ちです。
執着というものは「おなかすいた」と同じことです。
みなさんはおなかすいた時、「ごはんを食べる」ことで
それを解決しようとしますよね?
執着も同じです。
「おなかすいた」から「食べよう」とする。
おなかがすいたから、
誰かを食べようとする
お金を食べようとする
自分のものだと食べようとする
…ここまでは、いいのです。
だって、おなかすいたら、食べるじゃない?
本能的には何も問題ありません。
—
問題なのは、
「その後」です。
身体というのは自然と消化してくれますのでまだいいですが、
ほんとうの「執着」というのは「食べたあと」にやってくるんです。
例えばおなかがすいて、ご飯を食べました。
それを「出したくない」だとか
「もったいないからこのまま中にいてほしい」とか
「もう、二度とおかなすきたくないから、蓄えていたい」
と思ったら、たいへんですよね?
循環ですよあなた、循環!!!
とたちまち身体がサイレントを鳴らすわけです。
—
ですから、何かを欲したり、何かを食べようと
(得ようと、自分のものにしようと)する分には構いません。
たいせつなのは、その後に
吸収したものを再び外に放出できるかどうか?なんです。
食べると、出す、のバランス。
受け取ると、与える、のバランス。
もらうとあげる、のバランス。
吸うと、吐くのバランス。
このバランスが崩れると執着が起きます。
いや、執着はいつでもどこでも起きているのですが、
「執着に苦しめられる」ということですね。
もう一度たいせつなことを書いておきます。
執着そのものに何も害はありません。
それはただの生存本能です。
何かを所有していたいのも、安心していたいがための
生存本能です。
だけど、
食べたものを出す必要があります。
ちゃんと受け取ったものを自由にするのです。
その心があれば、執着に苦しめられることはないでしょう。
日々、何を受け取っていますか?
受け取っているものを
他の誰かに与えることは出来ていますか?
出来ていないとしたら、今日からすこしだけでいいので
どんなことをしてみましょうか?
優しさを受け取ったなと思ったら、
優しさを、届けてみよう、だとか。
いつも元気をもらっているな、と思ったら
他の人にちょっと元気を与えてみよう、とか。
気持ちの便秘を起こさない。
それが執着と上手に付き合う方法です。
誰かや何かに執着していようと、
「ちゃんと出せる、ちゃんと自由にしてあげることができる」
そんな自分に出会うことが出来れば、
執着はかわいいもんに、なると思います。
…簡単には、出来ないものですが^^
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