先日の投稿を見た方から、幼い思考とはなんですか?と質問を頂きました。
例えば、わたしたちの中には様々なイメージが存在しますが
幼い思考というのはこんなイメージを生み出したりします。
☆誰かに心配されることで、相手の気持ちや愛を確かめようとするイメージ
☆自分が不幸な目に合うことによって周りの反応を得て、安心するというイメージ
みなさんにも経験、あると思います。特に女性は無意識に、このイメージが行為にまで浸透してしまうことがあるので自分が自分の悲劇を生み出していることにも気付きません。
私はこういった幼い思考や、幼い思考によって生まれるイメージは誰の中にもあって、それを持つ自分を責める必要はない、ということを伝えたかったのです。
むしろ、自分を責めるという行為もまたひとつ、幼い思考によるもの。
自分を責めることで周りの人に同情してもらいたいという密かなイメージがあって、自分を責め続ける人もいます。(そして、それに気付かずに苦しみます。)
身も蓋もない話ですが、
自分にそういった思考があること。
ゲスいイメージを持っていること。
心配されたい、自分のことで不安になって欲しい、もっと注目して欲しい、という気持ちがあることをさっさと認めることが大切かと。
かっこ悪いですが、心理学をやってきた私の中にもそいつらはまだまだいるんです。
だから、なに?と割り切った上で、
幼い思考からではなく、違った方向から行為を選択していきたいですよね。
慣れ親しんだ幼い思考から自分を引き離すとき、痛みが生じます。
何度もいってますがこの痛みは、一人で乗り越えるものではありません。また、時間を要します。
ただし、痛みは祝福であること、いつも覚えていたいですね。
そして、痛みをどうしたらいいですか?という焦りの考えよりも、
この痛みは自分の一部なんだなと、慈しんでやる方が懸命かもしれません。
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ってことで!
本日帰国。味噌汁のみたい。
写真は寄り道した上海にて。