2105年1月の過去記事です!
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『秦さんのように若くしていろいろな気づきがあれば将来も開けると思いますが。』
とある読者様からのお手紙メールに、
このフレーズがあり、わたしの心をとらえました。
なぜ捉えたのだろう?と思うほど
この他にも重要なキーワードはいくつかあったのにも関わらず
わたしはとにかく、このフレーズが気になったのです。
まずはじめに申し上げておきたいのは、
今から書くことばたちは、
このメールを下さった方へ「のみ」の回答ではなく、
また色々な気持ちを持ち合わせてお手紙メールを送ってくださった
読者様へ対する個人的な意見ではなく、
あくまでも、全般へ向けてのメッセージであることを
ここで最初に前置きとして伝えておきたいと思います。
ですから、お手紙をくださったあなたも、
そうではないあなたもニュートラルな気持ちで
読み進めていってくださると嬉しいです。
—
今からおよそ5、6年前。
わたしは今の文筆活動と言いますか、
とにかく「潜在意識」というものについての発信とともに
自分の意見をこのネット上にさらけ出してきました。
当時はまだ成人式を終えたばかりの若輩者であり、
またそれは今もなお同じではあるのですが
当時のわたしからすると
今と何ら変わりなく「わたしは、何がひっついていようと、わたしである」
という感覚が強くありました。
もちろんその感覚がわたしの個性やら
それから発せられる様々な表現活動に良い影響を与えてくれたから
今、こうして仕事もしていけるのだろうけれど
もちろん、良きことには悪きことも同じだけついてくるこの自然界の法則通り。
わたしのこの「わたしはどこまでいってもわたしである」
という感覚の強さが様々な弊害を生むことがありました。
簡単に言えば、
・お前は生意気だ
・そんな歳でよく言う
・何を知っているんだ
・もっと苦労をしなさい
などというような、感想とはとても言えない
その人本人の罪悪感みたいなものから湧き出た言葉を
よくよく送りつけられたものです。
今考えてみても生意気だったかもしれません。
それはそれは、何も知らない「であろうと一般的に思われる」
年頃の女の子が、
何十年も先をいっている「であろうと一般的に思われる」
大人達に向けて説法をするようなものですから。
あたり前、と言われればあたり前ですが、
その一方で「だからなんだってんだ」
と思っている自分もいました。
—
年齢は関係がありません。
…と一口に言いたいわけではありません。
もちろん、歳を重ねるほどに
それなりの問題や、葛藤が生じてくるだろうし
体力的なこともありますから
今のわたしにはどうあがいてもわかり得ない世界があるのだろう、と思います。
でも、今でもわたしは思います。
「あなたはどこまでいっても、あなたである」と。
わたしだって、どこまでいっても、わたしであるに違いはないんです。
もうすぐ25歳になるのですが、
20歳のわたしも、25歳のわたしも、
それなりに違いはありますし、
成長した部分もありますが、退化した部分もあります。
20歳の頃より今の方が、やや保守的になりましたし、
「無知」ゆえの無鉄砲な(別の表現で言えば怖いもの知らずな)
そんな性質は衰えました。
そのかわり、25歳の今のわたしのほうが
進化している部分ももちろんあります。
だから、どこまでいってもいくつになっても
結局「わたしはわたし」であり、
何かを得たとしたら、同時に何かを手放している、ということでもあるのです。
—–
わたしの生徒さんには、自分の両親と同じくらいの年代
(またはそれ以上)になっても
まだまだ、やりたいことをやろう!という人もいれば、
どこかで開花されて急に自分の半生を語りだす人もいる。
それを第二とか第三の人生と呼ぶのかもしれないけれど、
いつ死ぬのかわからない人間に対して
「この年齢だからまだ可能性がある」というのは
なかなか言い切れないことなんじゃないか、と思うのです。
普通は、一般的には、常識的には、みんなは…
数えだしたらキリがないくらいのものです。
常識や一般論は大切じゃないと言いたいわけではなく、
あくまでもそれらは「必要な時に使えばいい」
ということ。
自分の才能や、やる気・生きる心地に
良い影響を与えないのであれば、
一般論や常識というものを握っておく必要はあるのでしょうか?
それがわたしの見解です。
—
昔、Twitterにこんなことをつぶやきました。
『若いですね、よくそんな歳で、という褒め言葉なのか
なんなのかよく分からないことを言われるのだけど、
どこを基準にして若いと言われるのだろうと思うことがある。
年齢なんていつ死ぬかが決まっていれば
まだまだ時間がありますねとなるけどそんなのは幻想ね。』
今でもそう思っています。
わたしが平均寿命まで生きると確定しているのであれば
確かに逆算するとわたしは「若くて」「可能性がある」
人間なのでしょう。
でも、そんなのは、誰が知っているのでしょうか。
わたしの可能性は、あなたの可能性は
「平均寿命」が決めるのでしょうか?
一般論が決めるのでしょうか。
そうじゃなくって、さ。
少しチカラを抜いて適当に考えてみてもいいんだと思います。
とにかく、今目の前にあることを、一つずつ。
20歳の頃からあまり変わらない、
生意気なわたしの「決まりごと」はそれかもしれません。
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