不安は迷ったり、
悩んだり、
止まったりする、理由にはならないんです。
恐れもほんとの理由にはなりません。
「理由や原因」にしたくなる一番のものだけど、
もっともほんとうの理由から遠い存在です。
「不安」は
それっぽく見える理由で、
それだといいな~みたいな理由で、
「ほんとうの理由」から私たちを
遠ざけるためにあるようなものなんです。
だから、
「不安なまま」でも、進める、し、
進んだらいいし、
それが何一つ理由には、ならない、ってこと。
—
大切なのは
「ほんとうの理由」なんて、想像しているほど
そんなに怖くないってこと。
立ち止まる理由ってのは
だいたいが
『タイミングじゃない』
だけなんです。
ね?
シンプルでしょ。
ほんとうよ。笑
—
なぜそう断言できるか、と言うと
昔こんなことがありました。
わたしのとても大切な友人が
とても辛そうでした。
その時に、わたしなりに声をかけ
「もう、こうするしかないってお告げなんだよ」って言って、
彼女の側にいました。
あきらめずにアドバイスし続けました。
どう考えても、つらくても
素敵な未来への入り口だったから。
どうしたって辛そうで、
どうしよう、どうしよう、と言ってはいますが
結局、それってほんとうに
「どうしよう」とは思っていない。
整理がつくまでの間、
とめどなく出てくる甘えた声のようなものなのです。
で、しばらく放っておきました。
ひとつだけアドバイスを残して。
—
それからほんの1ヶ月後。
彼女が目を輝かせて
「気付いたのよ!!」
と報告してきます。
その内容はなんと・・・・
あれだけ辛い、辛い、といっていたときに
わたしがアドバイスし続けたこと、
彼女に言い続けたことと
『まったくおなじ』
だったから。
ね?
ウケるでしょ。笑
—
それくらいね、人って
ちゃんとタイミングを見計らって
熟する時に熟するようになっているし、
落ちる時に果実は落ちるように、なっている。
だから、
不安を理由に、しているヒマがあったら、
今あるたいせつなものをたいせつにする、っていう
超シンプルで、だけど難しいことに
目を向けた方がいい気がします。
不安になったらわたしはどうするか?
とりあえず、
部屋の掃除を、しますね。笑
ものすごーく効果が、あるんデス!