1年前のおすすめ過去記事です!追記あり。
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例えば、
やったことないことに挑戦してみよう、
と言うのも、
例えば、
自分の損することをしよう、
と言うのも、
がんばるのをやめて好きなことをしよう、
というのも、
まぁ、全部、この方がよく伝えていることなのですが、
それは結局のところ
「自分が感じないように感じないように感じないようにしている
別の感情に触れてみよう、心を動かしてみよう」
ってことでもあります。
がんばるのをやめよう、
というのも、
がんばること=悪
なのではなく、
「がんばる」ことをしているように見せかけて、
実は自分の心を押し殺し、
感情が動かないように、
気持ちを感じないように、
我慢して我慢して
『心がかたく』
なっているのを、
「がんばるのをやめる」ことで、ゆるめる。
だから、その時に心が動いて、
感じてはいけないと決めつけていた感情に触れることが出来、
私たちの心は蘇る。
そのような、効果があります。
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何度もここでも書いてきていますが、
私たちが本当に不安なのは、
「そうなってほしくない」から不安なのではなく
「もしそうなったら、わたしはこのような想いを感じてしまう。だから、そうならないでほしい」
というのがすべてなのです。
実際に、
・こうなったら不安
・あぁなったら嫌だ
・こうなることが怖い
という感覚は、
『何か』
を感じないように、防御している時の反応。
だからこそ、
実は不安も恐れも
『感じる手前』であって、
本当に感情が動いているとは言えないんですね。
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不安になったら、私はいつも問いかけるのです。
「もし、そうなったら、
わたしは、どんな想いを感じてしまうの?」と。
『何を感じるのが怖いから
その不安を創り出しているの?』と。
みじめさ
情けなさ
さみしさ
悲しさ
苦しさ
でも…
その奥には
優しさ
愛おしさ
愛情
尊敬する気持ち
も同時に隠れてて、
それを感じたくない!
両方感じたくない!
悲しみを感じてしまったら
同時に「愛情」も感じてしまうかもしれないから…
だから、人は恐れ、不安となるイメージをつくり、
勝手に悩み、勝手に妄想し、
勝手にぐるぐるし、
「感じない理由」をたくさんつくるのです。
それが、『問題』というやつです。
問題があるから、
感じなくて済む。
問題があるから、
考えればよい。
問題があるから、
それに対して悩んでいれば
本当の気持ちには気付かない。
『問題』とは厄介なものにみせかけて、
自分を守ってくれている
防御壁みたいなものなのです。
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心の柔軟性、というものは
筋トレのようなもので。
鍛えずに食べるだけ食べたら、
そりゃ、つくところにつくものはつきます、と。
心も一緒。
普段からわたしたちは色んなものを
心に蓄えて、
いろんな感情を、
心に蓄えています。
それは極端な話、
「脂肪」なのです。
筋トレをする、つまり
心を動かす、ということに慣れていないと、
何かが起きるかもしれない
何かが身に襲ってくるかもしれない
たいへんなことになるかもしれない
もしこうなったらいけないかもしれない
という妄想を作る。
普段から、心を動かす意識を持ちましょう。
小さなことでもいいです。
自分がどう感じるか。
今日の帰り道に何を感じるか。
今日ご飯を食べたとき何を感じたか。
いつもの家に帰って来て、
どんな感情がするのか。
ホッとするのか、
ドキドキするのか、
しゅんってするのか、
ぎゅってするのか、
きゅんってなるのか。
あなたは、日々、何を感じているのか?
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私たちの心は、いつだって微細に動き続けています。
いつだって止まることなく
振動し続けていたいのです。
心は、
とまりたくないのです。
息をしていたいのです。
動いていたいのです。
勝手に怖いとか嫌だとかジャッジされて
これは感じていい、
これは感じちゃダメとか
そんなこと、言われたくないのです。
だからこそ、
私たちも、心を止めることなく
微細に動き続けていることを、
感じることが、大切になってくるのです。
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