例えば胃が痛い時に、
頭痛薬を飲んだとします。
例えば擦り傷をしたときに、
そこに目薬をつけたとします。
…効き目、ありませんよね。
なんかが、おかしいはずです。
これを俗に現実世界では
「うまくいかない」
といいます。
—
何かがうまくいかないとき、
私たちは「やりかた」が間違えているのかと思ったり、
「自分に何か問題があるんじゃないか」と思ったり、
その原因を過去に探したり、します。
ですが、
胃痛には胃痛薬。
頭痛には頭痛薬。
ハサミで枝葉は切れても、
大木は切れません。
それと同じで、
本当は別に、
どういう思い込みがあるからだとか
どういうコンプレックスがあるからだとかではなく、
「自分の取り扱い方法が間違っている」ことがほとんど。
そして
「使うべきところに使えばうまくいかないことはない」
ということなのです。
—
私はこれをしているおかげもあって、
自分がナイフなのか、
ハサミなのか、
スコップなのか、
それとも縫い針なのか、
なんなのか、が分かるようになりました。
そしたら、後は自分のあるがままに合わせて、
使う先を変えるだけです。
私自身は変わりません。
あるがままのわたしは、
今でもなお過去の傷をひきずり、
いろいろなことを思い込み、
時には怒りが湧いてきては、
ダムが崩壊するかのように涙を流す。
でも、
うまくいくんです。
それは、わたしが、わたしで在り続けるから。
そして、
用途を間違えない。
使い方を、知る。
どこに対し、何をすることで
わたしのあるがままが生きるのか?
それが分かれば、
糸切りばさみで大木を切るようなことはしないでしょう。
—
うまくいかない、と思った時は、
その出来事にげんなりしても
自分を責めない
過去に原因を求めない。
見極めると良いポイントがあったりする、
という感じです。
潜在数秘術というツールは、
わたしがずーーーーーーーーーっと昔から
コツコツ、コツコツ、ひとりで伝え続け、
今となっては多くの人が
その仲間になってくれている。
ぜひ、その世界観に触れてみてくださいね。