みなさんは、自分が考えたくないのに、
それを見たくないのに、探したくないのに
どうしても視野に入ってしまったり、
どうしても考えてしまう、というようなことってありませんか?
実は、わたしたちには、
「非注意性盲目」という性質があり、
これは
優先順位の低い対象を見逃してしまう、
というものです。
幸せに目がいかず、
不幸ばかりに目がいくのであれば
それは「幸せ」の優先順位が低いってこと。
「ない」に目がいって
「ある」に目がいなかい、それを見逃してしまうということは
それは「ある」の優先順位が低いってことです。
頭で考えているのとは裏腹に、
潜在意識はわたしたちの優先順位を「回数」で決めていく。
つまり、
より多く意識したものから
優先順位をつけていくわけです。
?
これはいわゆる、
自分の中にすでに優先順位の回路が出来上がっているということです。
さて、どこまでこれを受け入れらるかどうか。
それが、どんな状況においても
幸せでいるコツです。
例えば、
「不幸」ばかりを目にしてしまう、
そればかり注目してしまう、という場合。
その人にとっては「不幸」というキーワードが
優先順位の高いものとなります。
ということはですよ・・・?
頭でどう考えていようと、
その人はとにかく「不幸」を求めている、ってことなんです。
その自分をどこまで受け入れられるかどうか。
どこまで、不幸に対する優先順位が高い自分を
認められるかどうか。
ほんっと、口では嫌々言いながら、
不幸が結局すきな、腹黒い自分を受け入れられるかどうか、
というところが肝です。
今日は、さくっとした内容で終わりますが、
あなたはどんな優先順位を持っていますか?
自然に目に見えるものを観察し、
それをあるがままに許可していきましょう。
何を見ても、
何を思っても、
不幸がすきでも
悲劇がすきでも
別に、なんでもよいのです、
あなたの人生なのだから。
それを楽しんでみるのが、
いっちばん。
何を見ても、
何を思っても、
不幸がすきでも
悲劇がすきでも
そんな自分を、まずは自分がいちばんに抱きしめてあげてください。
その後からまた少しずつ
優先順位を変えていけば、いいんです。
—-2015年8月の過去記事でした—-