わたしたちは、
「誰か」に振り回されるのではなく
「自分の中にあるどうせ」に振りまわされる。
わたしたちは、
「現実」で起きたことに幻滅するのではなく、
「自分の中にあるどうせ」に幻滅する。
・どうせ
ほど、手放し難いものはない。
それは染み付いた習慣であり、
手放せない大切なものであり、
身を守るための安全策であり、
自分にとっての味方のようなものだから。
わたしたちは
「どうせ」を手放せない。
わたしたちは
「どうせ」に振り回されつつも、
「どうせ」がなくなった世界に行くのがこわい。
?
幸せな状態、というのは
この「どうせ」との付き合い方が上手な時なのかもしれません。
逆に言えば、
辛い時や不安なとき、苦しいときや悩んでしまうときって
この「どうせ」が暴れ出して
収集がつかない状態であるとも言えます。
自分の中に、どんな「どうせ」があると思いますか?
それをはっきりと認識できていますか?
「どうせ」がないことが正しいわけではありません。
しかし、
「どうせ」を扱えない、
それが不幸感を生み出してしまうのです。
?
この話を書こうと思ったのは
先ほどごはんを食べていたときに、横にいた女性2人組が
何度も何度も「どうせ」を言い放っていたからでした。
まるで何かを確かめるように。
まるで、
「どうせ」に癒されるかのように。
何度も何度も口にして、
そうでもしないと自分を認められなかったり
慰められなかったり、
がんばってるね、って褒めてあげられないように・・・
何度も、何度も、吐き出すかのように
「どうせ」と呟く。
?
この女性を否定したいわけではありません。
誰の中にも「どうせ・・・」という気持ちがあるのです。
でも、もし自分が逆の立場で、
「どうせ」で済まされてしまったら、とても悲しい気持ちになりませんか?
大切な人との関係性の中で、
「どうせ」で済まされることがあればあるほど
悲しくなってしまいます。
むなしくなってしまいます。
大切な自分に対しても
「どうせ」で接してしまえばしまうほど、
悲しくなってしまいます。
むなしくなってしまいます。
?
どうせ、どうせ、
が与えてくれる心地よさは一瞬だけです。
どうせ、どうせ、
の奥には
「叶えられなかった希望」があるのです。
「どうせ」
と、そう言いたくなるときにふと考えてみてください。
「自分にはどんな、捨ててしまった希望があるのだろうか?」と。
どんな諦めてしまった想いがあるのだろうか?と。
「どうせ」は
一時的に自分を快適にしてくれても、
自分を生涯幸せにしてくれるものではないのです。
どうせ、どうせ。
その感覚に意識をむけることは大切。
でも、もっと大事なのは
そのときに「忘れていたこと」
「大切にできなかった自分の気持ち」
「諦めたこと」
「勝手になかったことにしたこと」
に気づくことです。
そして、
どうせ
がそれを思い出させてくれたなら、
今、はそれをもう一度叶えるときだ、
ということでもあるのです。
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