(2015年の過去記事 最更新)
昔わたしは、自分の中に
「どうせ、みんなわたしより大切なものがある」
という被害者意識がありました。
よくよく考えると、
あったりまえだ
みたいな話なのですが、
何かことがあると、わたしの脳内で
「みんなわたしより大切なものがあるんだ」
というフレーズが響き、
そして自分を責めたりダメな人間だと思ったり、
価値がないと決めつけたり、と
脳内戦争
がそこではじまっていたのでした。
???
今でこそ
そんなの当たり前だよ
って思うのだけど。
当時はそうは思っていなかった。
問題だと思っていたんですね、こういう意識を持っていることが。
「みんなわたしより大切なものがある」
「どうせわたしは、邪魔なんだもん」
という確認もせずに決めつけた自分自身のセルフイメージを
その時は「その通りだ」としか思えず、
「じゃあ、どうしたらわたしを大切にしてもらえる?」
「じゃあ、どうしたら邪魔にならずにそばにいてくれる?」
と、そのためだけにすべてのことをしてきた時期があったように思います。
今でこそ、ブログやメルマガなんかも
基本的に書きたい時しか書かないし頑張らないですが、
昔は
「わたし、ここにいるよ!」
「わたし、邪魔じゃないよ!」
と主張するために
文字を叩きつけていたようにも思います。
??
じゃあ、その被害者意識からどう抜けたか、って
2段階あるのです。
まず最初は、
「そんなことはない」
と思うようにしてみました。
「みんなわたしより大切なものがある」
→
「そんなことないよ」
「わたし、大切にしてもらっているよ」
「わたしのことを必要だと言ってもらっているよ」
そうやって、
自分の中にある被害者意識とは真逆のことを
自分に言い聞かせようとしていました。
まるで、こうですね。
「愛されていない」
→
「愛されているよ」
この時どうだったか、というと
もっと自分の中での戦争が激しくなり、
被害者意識と、
それを葬りたい意識との戦いがはじまったのです。
んー。
おかしいなぁ。
ということで、次はこうしてみました。
「どうせみんなわたしより大切なものがある」
→
「その通りだ!」
と。
被害者意識の全面肯定です。
全方向から「その通りだ!」としてみました。
そうするとどうなったか。
被害者意識が膨らみました。
(そら、そうやで。)
おーっととととととととと・・・・。
そんなある時、
閃いたのです。
?????
あ、もうどうでもいいや。
この一言で終了。
「みんなどうせわたしより大切なものがある」
というのは、
幼い頃父と母と離れて暮らしていた頃に
勝手に覚えたことなのでしょう。
(記憶はほとんど作り物なのでわかりませんが。)
でもね。
『もう、そんなん、どうでもいいわ』と。
2~4歳そこそこの子どもの頃のわたしが
勝手に決めたことに
この先の人生、支配されたくないわ!
と
つまり、
開き直り
ってやつですね。
いや、もはや何かを守ろうとするのをやめて
開きっぱなし
ですね。
そこからは、
「自分の価値」
っていうものに対する概念が変わりました。
??
誰かがいないと、
何かがないと、
誰かからの言葉や
何かのわかりやすいものがないと
それらがないと
自分の価値は生まれない、のではなく。
それよりも前に、
それよりも先に、
何も持たない自分に価値がある、と。
そう気付くためには
絶対的な降参、をする必要が出てきます。
(しなくてはいけない、ではなくてね。)
その時に、
「自己価値」を得るためにやっていることをやめる
という行為が生まれるのです。
つまり、
愛されるために
認められるために
必要とされるために
求められるために
これらのためだけにやっていることを
ちょっとずつひとつずつやめていく。
あるいは、それができない人は
「手を抜く」ところからやめ、
愛されるために
認められるために
必要とされるために
求められるために
やっていることすべてを、
「暇つぶしのゲーム」
みたいに、楽しんでやってみる。
そうするとね。
どんどん変わっていくんです。
自分が変わり、
周りの人が変わり、
住む場所が変わり、
仕事が変わり、
とにかく、変わってしまうのです。
被害者意識が悪いわけでもなければ
それらが完全になくなるわけではありません。
わたしたちの個性、人格、
っていうのは、
勘違いの塊、
つまり「思い込み」や「被害者意識」
などによって構成されているからです。
そういうのって、
なくならないんです。
?
でも、被害者意識を持ったままでも、
被害者意識そのものを特別視もしなければ
問題視もしなければ、
それは身体中にあるホクロのひとつにしかすぎない、
ってことがわかります。
何かがうまくいかない、と感じる時は
愛されるために
認められるために
必要とされるために
求められるために
やっていることを、
どれか、やめてみる。
今日だけでも、やめてみる。
ひとつずつ、やめてみる。
やめられないなら、手を抜いてみる。
お遊び感覚で、やってみる。
そう、やめても大丈夫ってことを人生はその後教えてくれるから、
だから、大丈夫なんです。
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前日ですが、あと一人くらい飛び込みで来そうなんで最後の案内(笑)
1回目は、グラウンディング・手放し・自分とつながる
2回目は、意志・感情・解放・自己表現
3回目は、思い込みや価値観を自由に・柔軟な表現・高まる・インスピレーション
4回目は、チューニング・調和・流に乗る・潜在意識の習慣チェンジ
この4回を通して、『純度の高い自分』の出現率を上げます。
(3期以降は、しばらくお休みします。)