（２０１６年１月の過去記事 再更新）
９月から毎週１回ジムに通っています。
最初の方は、おかしくなった神経回路を取り戻すためのレッスンをし、
だんだん正確な筋肉の使い方を取り戻してからは、筋肉量をアップさせようと
全身のバランスをみながら、トレーニングしています。
わたしがジムに行こうと思い出したのはちょうど２年前くらい。
年中凝り性の肩と腰をなんとかしたくて
最初は加圧トレーニングやいろいろなジムの体験にいきました。
ダイエットも兼ねて、と思っていたものの続かず。
結局２年もの間、ジムにいきたいなーダイエットもしたいなーいい身体になりたいなー
だなんて頭で考えながら月日が流れていくだけでした。
そんなわたしが、毎週欠かさず、ジムに行くようになった明確なきっかけがあります。
さらに、ジムにいくと決めたのも、瞬時の決定で
迷いもなく、すべてがスムーズに流れていました。
明確なきっかけについて話す前に、
今日のテーマである
『自分を好きになりたい、には二種類ある』ということについて解説していきたいとおもいます。
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まず、２種類の分け方をこう、定義しましょう。
１、自分を受け入れたい、受け入れてほしい
２、自分をもっと輝かせたい、望む自分を手に入れたい
この二つです。
前者の
１、自分を受け入れたい、受け入れてほしい
の場合、
明確な行動やチャレンジしよう、という気になるのが難しいです。
たとえ「思考」ではそう考えていても、潜在意識には違う声が届きますので
やろうと思っても身体が動きません。
ダイエットや禁酒、禁煙などによくみられますね。
あるいはそれ以外でも、
「やろうと思うのにできない」「やりたいのにできない」
「なりたいのにできない」「わかっているのにできない」
という現象を生み出すのはこのパターンだからです。
この時、
「言葉」の表現としては
「自分を好きになりたい」だったとしても、
その言葉の中に含まれている情報は
「自分を受け入れたい、受け入れてほしい」
だったとしましょう。
『受け入れる』という行為には
「行動しない」という止まった時間と、その時間によって生まれる沈黙の中で
じっくり内観する必要が出てきます。
だから、潜在意識は「行動をさせない」ことで「内観させ」ようとするわけです。
自分の気持ちがわかるようになりたい、
自分のことが知りたい、
という場合も同じで、この時、言葉や考えの中に含まれている情報（潜在情報）が
「何も考えたくない」だとしたら、
どんなに自分の気持ちがわかるようになりたいと口で言ったとしても、
その人の潜在意識は
『何も考えたくない』という声を聞き、その通りになるようにしてくれるのです。
逆に、後者の場合もシンプルですね。
２、自分をもっと輝かせたい、望む自分を手に入れたい
という状態なので、潜在意識はその声を聞き、
その通りに行動できるパワーや直感や持久力などを与えてくれます。
わたしたちは、常にこうやって
潜在意識との会話を無意識にしながら生きているのです。
—
わたしがジムに通うと決めた明確なきっかけは、
前者の理由から後者の理由に変わったときでした。
ジムに通いたい理由が自分を受け入れたい、という状態だったけれど
それをもう完全に完了した瞬間。
わたしはさらなる「自分をもっと好きになる」
というステップにいきました。
あの瞬間のことを今でもはっきり覚えています。
鏡越しにみた自分の裸。
別に格段にナイスバディなわけてもないし、
背中は曲がっているし、
お腹はちょびっと出ているし、
二の腕はたるたるだし。
でも、
別にそれがどうとか、思いませんでした。
ただ不思議なことに、
自分の素っ裸を見ていると、この身体をもっと愛でたい、と。
もっと自分の身体を好きになりたい！と
全身からみなぎるパワーが溢れてきました。
そのときに、そのパワーとともに
未来のヴィジョンも潜在意識からやってきます。
あの格好がしたいな、
こんな姿でパーティーに出たいな。
彼（パートナー）がどんどんかっこよくなっていくのに合わせて
横を歩くわたしもどんどん素敵になりたいな、と。
（この時点ですでにわたしの中には
彼はどんどんかっこよく、どんどん素敵になっていくという大前提がありました。
出会って３年。付き合って半年ですが、
自他共に認めるくらい、その通りにもっとかっこよくなっていってます。笑）
そして、今日鏡越しに見える
引き締まってきた自分の姿を見て
またあのみなぎるパワーを思い出しました。
あぁ、もっと自分を好きになりたい。
そういう原動力が湧いてきたのです。
??
別に、行動できないとか、
やると言っているのにやらないとか
わかっているのにできないとか
そういうのをダメ、と言っているわけではありません。
わたしもそういうことたくさんあるし、
わたしだってそういう時期はずっと過ごしてきました。
でもね。
行動できるできない、という以前に
「まずは、潜在意識と会話してみようよ」ってことなのです。
もっと自分の無意識と対話をする。
もっと自分の内側の声を聴いてみる。
そして、
自分の「あるがままの欲求」に
もっと目覚めてみてほしい、ってことなんです。
それは「思考の声」では聞こえてきません。
「言葉」の中にある非言語の情報なのです。
自分の「考えていること」だけにとらわれてしまえば、
潜在意識の声は聞こえないし、逆に潜在意識に声を届けることも、できない。
（というか、ちぐはぐな会話しかできない）
わたしたちの潜在意識はいつだって
「言葉の奥にある声」を聞きます。
その声の主は、
わたしたちのあるがままの欲求。
誰かに聞いてほしいと言う前に、
自分がしっかり聞いてあげましょう。
そして、その言葉の奥にある声、あるがままの欲求は
着実にいろいろなところに現れています。
羨ましいと嫉妬する人にも
イライラしてしまう人にも
嫌いだと跳ね返したくなる人にも
すべてに対して、突破する光を見いだすことが可能です。
あるがままの欲求は、叶えられるごとに成長し、
形を変え、そしてその度にわたしたちに幸せを運んできてくれます。
信じてみませんか？
今はわからない、という人は
とにかく沈黙の時間をとってみてください。
待つことができる人は、
走り出すタイミングも知っているのです。
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