自分の嫌な「いつものパターン」ってありますよね。
本当はそうしたくないのに、本当はそう言いたくないのに、本当はそう感じたくないのに・・・。
それらがあると、自分に原因があるのではないかと思ってしまって、嫌な癖やいつもの反応を毛嫌いしてしまい、それらをなんとか排除しようとしてしまいます。
自分を変えたい
という人はたくさんいますが、実は自分を変えたいのではなく
『現象に対する反応』を変えたいだけ
です。
つまり、変えたいのは「自分」ではなく、「反応」のほうであり、反応が変われば、現実に対しての感覚が変わるから、なんとかして自分の反応を生み出す「原因」となるものを変えたい、と思ってしまうのです。
例えば、人の顔色を伺ってしまう人は
嫌な顔をされた(現象)→不安になる(反応)
というパターンを持っているとしましょう。
これは「無意識的に」です。潜在意識の中にパターン化された一連の流れがこうさせてしまいます。
そこで人は、このパターンを作ってしまう自分に何か原因があるのではないか?と自分を問題視してしまいます。
その原因がなんとかなれば、傷が癒されれば、過去が手放せられれば、感情を感じ切ることができれば・・・と。
自分を問題視して、なんとか自分を根本から変えようとしてしまいます。
が、しかし!!
そんなことをしなくても、いいのです。
わたしたちは、「反応」ではありません。
わたしたちは、反応そのものではなく、わたしたち、なのです。
(すごい抽象的な表現ですが)
人の顔色を伺ってしまうという反応を持っている人は、そういう反応を持っているだけであって、その反応というのはいわゆる家にある冷蔵庫と同じです。
「こういう反応を持っている自分が嫌」とは思っても、
「こういう冷蔵庫を持っている自分が嫌」とは思いませんよね?
え?思いませんよね?笑
でも、同じことなの。
家にある冷蔵庫と、無意識に生まれてしまう反応パターンというものは。
自分は変わらなくとも、「反応だけを変える」ことは、できる。
とわたしがはっきり伝えている理由はそこにあります。あなたは家にある冷蔵庫ではないように、あなたの存在そのものは「反応」では決められない。
だから、そんなもので自分の本質を判断するな!
現実や出来事や言葉や顔色などにどんな反応をする人間なのか?で自分を評価するな!
ってことでもあるのです。
この『反応だけを変える』ってのは筋トレのようなもので、時間をかけ、適切な方法でトレーニングを積むことで、確実にその実感を得ることができます。
家の断捨離とも、似ているかもしれませんね。
古くなった冷蔵庫を手放すのと、古くなった反応パターンを手放すのと、同じようなものです。
余談ですが、わたしはあえてそれを筋トレだと表現しています。
1日や一瞬で変わるものを求める人は多いけれど、時間をかけてつくられた反応パターンを、時間をかけずに解消しようとするの、やめようよ・・・
もうちょっとゆっくり、焦らず変化を楽しもうよ、といつも思っていて。
ダイエットだって、筋トレだって、適切な方法を少しずつ行い続けることで、確実に変わるものなのだから。
焦らずに、でも、着実に。
そんなのが好きな人には、わたしの提供するものはおすすめなのかもしれません。
???
っと、話がそれました!戻します(笑)
つまり、何かを感じたときに、それに対して「どう反応するか」は、自分で決められないと思い込んでしまっている人が多いのです。
潜在意識のことなんて、教えられていない人がほとんどいるから当たり前っちゃ、当たり前ですが・・・
◎◎と言われた(現象)→イライラする(反応)
◎◎をされた(現象)→悲しくなる(反応)
お金がなくなった(現象)→恐れが出てくる(反応)
この関係は、意識することなく生まれます。気づいた頃には反応してしまっている、それがわたしたちの仕組みです。
しかし、この流れの中で「自分の意志」を組み込むことができます。
こんな感じに・・・
嫌な顔をされた(現象)→不安になる(反応)→いったん、リセット(選択し直す)→再び反応を選択する(反応の再構築)
文章にするとおかしな感じがすると思うので、わたしの事例を参考にしてみましょう。
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わたしは昔、「わからない」と言われるとすぐさま「怒り」が反応として出てしまう人でした。
講義のとき、セミナーのとき、普通に話しているとき・・・
「わからない」と言われると、それに対して意味を考える間もなく、すぐに「怒り」が出てくる。
もはや、選択の余地もないまま勝手に自分が怒り出す、という具合でした。
みなさんにもありませんか?
特定の言葉や、特定の場面、表情、行為、などをされる(もしくはする)と
勝手に出てくる反応、そしてそれに苦しめられることって。
わたしの場合、「わからない」と言われると怒りが湧いてくる自分が「おかしいのではないか」と思っていた時期がありました。
でも、結論から言うと
わからないと言われる(現象)→怒り(反応)
ではなく、
わからないと言われる(現象)→るん♪(反応)
という風に、作り変えることができるようになったのです。
その極意、というものがありますが、一言で言えば
『反応』の前の感情、を味わいきること
これに尽きます。
^^^^
わからないと言われる(現象)→怒り(反応)という一連の流れには、何かしらの「感情」が潜んでいます。
反応として出てきたのは怒りであっても、それは本当に感じている感情ではなく、ただの結果にすぎません。
大切なのはその奥にある感情に気づいていくことです。
わたしの場合、それは「さみしさ」でした。
しかし、わたしの場合「さみしさ」という感情は、感じてはいけない苦手感情だったため、その代わりの反応が生まれます。
式にするとこのようになります。
わからないと言われる(現象)→さみしさがこみ上げてくる(でも、認識してはいけない)→代わりの反応として怒いを(反応)
この真ん中に隠された感情を見つけること。
それが、最も大切なこととなるのです。
^^^^
自分を変えたい、と思ってしまうとき。
それはそれで、OKです。
そう思ってしまってOKだし、無理に自分を好きにならなくて、いいのです。
ただし、大切なこと2点。
1、自分を変えたいのではなく、自分の反応を変えたいだけ、と意識する。
2、変えたいと思う反応には、自分が感じないようにしている感情がある、とまずは気づく。
この2点を、覚えておいてくださいね!
そうすることで、より深い部分に眠っていた自分と出会うことになっていきます。
わたしたちは人生を通して、隠してしまった自分と再会する喜びを体験しているのではないか、と。
そう思うくらい、深いところに眠っていた自分と再び出会い、少しずつ欠けていた自分が完成されていく喜びと安心感というものは何にも代えがたい素敵な体験でもあるのです。
潜在意識を愛して止まないのは、その智慧を得ることで、一番ほしかった幸せにたどり着いたからなのかもしれません。
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