このセミナーを告知して、このような質問が立て続けにきました。
要約すると
『自分で稼ぐ必要があるのでしょうか?』というような内容。
専業主婦をしていたり、
家族のお世話になっていたり、
誰かのおかげで生きていられる(と本人たちが思っている)そのような状況でも、
「自分で稼ぐことはできますか?(または、する必要はありますか?)」とのこと。
今日はそれについてちょっとお話ししてみたいと思います。
???
そもそもですね。
稼げる=すばらしい
稼げない=すばらしくない
だなんて全く思っておりません。
だから、
あなたが稼ぎたいから、稼ぐことを好きになるのでもなく
あなたが稼げていないから、稼ぐことを好きになるのでもなく、
また、お金が欲しいから稼ぐことを好きになるでもなく
収入をあげたいから稼ぐことを好きになるのでもなく。
「ありのままの自分って、こんなにも素晴らしいんだ」
という実感を
「お金を稼ぐこと」や「ビジネスをすること」は
教えてくれる。
だから、
「お金を稼ぐことを好きになる」というのと、
「お金を稼げるようになる」は似て非なるものです。
また、
稼ぐことと「一人勝ちすること」は全く違います。
稼ぐことと「自分でなんでもできるようになること」も違います。
つまり、
あなたがあなたらしさを生かすことで、
もし周りの人が稼ぎ出したならば、それも一つのビジネス。
お金がこちらに回ってくるかどうか、はまた別の話です。
例えば、わたしはわたしの稼ぎでお金をもらう人ですが、
わたしがお金をもらうことでお金をもらえる人もいるわけです。
(いわゆる、会社でいうなら、会社員さんね。
会社が儲かって、会社からお金をもらう。)
じゃあ、誰かが稼いだことによって自分も同時に稼ぐ、っていうのはダメなのか?って言われたらそんなこともありません。
わたしが稼げるようにする人たちがいてわたしがお金をもらい、
そのもらったお金をその人たちがまたもらう。
これも立派なビジネスです。
だもんで、
表面的にお金を一番もらっている人がえらいのではありません。
だからこそ、専業主婦をしていたり、誰かに養ってもらっているからといって
誰かが稼いでくるお金にあなたも関与している。
チームの一つなんですよね、それって。
だからこそ、ビジネスというものは
自分で仕事をしていてもしていなくても専業主婦でも雇われ会社員でも、
みんな行っていることなんだよ、ってことです。
そのため、
仕事をしているからとかしていないからとか、
独立しているからとかしていないからとか、
旦那さんに養ってもらっているからいないから、とか関係なく、
すべての人はビジネスをしている、と言えます。
?
そこで大切になってくるのが
「ビジネス」という言葉の定義。
わたしはこう捉えています。
「ビジネス」というものは、
誰かが喜ぶためのヒントやチャンスや時間や空間や瞬間などを、
なんらかの形で届けるもの。
です。
つまり、
「自分」が直接的にお金をもらっていなかったとしても、専業主婦だったとしてもその人は立派なビジネスをしていることになります。
(だって、内助の功のおかげで、旦那さんが稼いできてくれるなら、
その人だって旦那さんに喜ぶためのヒントやチャンスなどを与えていることになるから。)
ここで最も重要なのは、
「何をするか」は重要ではない、ということです。
なので「やりたいことがない」というのはビジネスをしない理由にはなりませんし、むしろそれは後から勝手についてくるものでもあります。
何をするか、どんな仕事をするか、何をしているか、というのは道具でしかなく。
大切なのは、その道具で「どんな時間や空間やヒントやチャンスや体験を与えられるか?」なんです。
「ビジネスは自分とは無縁だ」と考える人が多すぎるから、仕事が楽しくなくなってしまいます。
実はビジネスの卵のようなことをしているにもかかわらず、
自分でそれに気づけていないから
「自分は何もしてない」
「自分は価値がない」と思ってしまいます。
違うんだよね~そうじゃないんだよね~と。
言葉で伝えても半分以下しか伝わらないからこそ、
「お金を稼ぐとはどういうことか」を通して、その実感をしてもらうわけ。
「あ、自分のこんなダメダメで大嫌いで、どうしようもないことが誰かを笑顔にするんだ」
「そんなことだけで他者は喜んでくれるの!?」
ってなるんですよね。
がんばるよりも、
ありのままの自分を差し出す勇気。
その勇気を形にし、具体的なサービスにし、相手に届ける覚悟。
実はそれって、ただ働き続けて頑張り続けることより
よっぽど難しいことでもあります。
(一人じゃ特に、難しい)
でも、本当に喜びに溢れるビジネスってのは
そういうものだと思っていて。
ありのままの自分を差し出す勇気と覚悟を、
何かしらのサービスにし、形にし、相手が受け取りやすい形にする。
真心の具現化、といってもいいでしょうか。
売れるサービスも売れないサービスも、違いはそれだけですね。
削ぎ落として無駄なものを削り落として
自分さえもシンプルにしていく。
ある意味、修行でもあります(笑)
ビジネスって、
「自分に還る修行」でもあるのです。
?
脅しのように聞こえるかもしれませんが(笑)
20歳の頃からずっとその世界にいたわたしは
酸いも甘いも全部、ビジネスで教えてもらいました。
あ、絶対見せたらあかんと思っていたあのわたしを見せてもいいんだ。
あぁ、自分の本当の喜びはコレだったんだ…。
と、
その体験を与えてくれたのは書物でもブログでも誰かの話でもなく、
すべてビジネスを通してでした。
だから、ビジネスが好きです。人に優しいから。
いつも「あなたはこんなにも素晴らしいのよ!」を教えてくれるから。
「結果的に」
お金が増えるとか仕事がうまくいくとか
稼げるようになるとか集客できるようになるとか
(あるいは、旦那さんがめっちゃ稼いでくるようになるとか。笑)
がついてくるだけの話で。
それそのものが目的でもない、って感じですね。
だもんで、話は少しずれましたが
「こんなわたしでも稼げますか?」
「こんな状況ですが、稼ぐ必要はありますか?
に対する回答は、
YES&NO。
稼げるようになる必要があるかどうかはわかりませんが、
少なくとも、
「お金を稼ぐって、楽しいことかもしれない!」
という発見は、
あなたを少し、別の喜びへと導いてくれるものです。
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ということで、
今度のセミナー</strong>では、グループワークをしてもらって
より一層ビジネスの楽しさや、お金を稼ぐ楽しさ、なんてものを
伝えられたらな、と思います。
お楽しみに!