すべての人間がもつ使命は
「自分を生きること」だと思います。
しかし、それを「形」にしなければ、人は「自分」を理解できません。
そもそも放っておいても自分を生きているのだから、
一度それを外側から見てみたい。
「自分を知りたい」
それは誰もが持つ本質的な欲求ですよね。
だから、
ある人は歌を歌い、
ある人は絵を描き、
またある人は農業をし、
ある人は、バリバリのスーツを着て、オフィスで働く。
人は「自分」が見たいのだろう、だからあっちこっちに自分のカケラみたいなのを残していきたがる。
そのカケラをかき集めて「自分」を見たい、と。
自分の名前を残したい有名欲もそうだと思うし、
自分のことを忘れず、人の心に残りたい依存欲もそうだと思うし、
恋人や、大切なパートナーに愛されたいのも、
何かをされたいとか、
何かを言われたいとか、そういうのじゃなくって
ただ単純に、
その人の中に自分を残したい、んだと思うのですよ。
可愛らしいじゃないですか!!
余談ですが先日、とある講座で
「彼からもっとマメな連絡が欲しい」という女性がいました。
その方に、ひたすら「なぜ?」と聞いていったのです。
そしたら辿り着いた先は、
「わがままがいいたい♪」でした。
うん、かわいい。萌え。
とまぁ、そんな感じでですね
「欲」って嫌なように思えて、
一皮、二皮むいていくとどんどん「可愛らしいもの」になっていくものです。
欲の皮をひたすらむいていくと、たまねぎの芯のようになって
最後はポカーンと、そこには「空」しかなくなるのだけど、
皮をむいている間中は、必死に守ろうとして作り上げた壁なんかが崩壊していく感じで
とても気持ちわるい。
もやもやするのですよね。
でも、はがしていけば、はがしていくほど、
欲、ってのはそんなに悪いもんじゃないってのが、わかる。
?
わたしがRYCメソッド?というのを作ったのも、
結局すべてのネガティブだと思えることは
一皮ずつ剥がしていくととても「かわいいもの」であると思えるようになるからなんです。
その執着も。
その依存心も。
その無価値感も。
その罪悪感も。
本当はね、とっても可愛らしい、まんまるぅ~なもので、
出来上がっているのですよね。
それを何度も味わえば、もう。
嫌な気持ちも、
嫌な思考も、
嫌な現象も、
すべてまるっと◎
あいらぶみ~
(I LOVE ME)
となります。
すべてのことは、
あいらぶみ~
を体験するためにある!!!!!
そう割り切ってしまえば、いいんじゃないかと思うこの頃です(笑
?
このね、I LOVE ME!!ってなる感覚にさせてくれる仕事を
天職と呼ぶのではないかってそう思っていて。
例えば前にも記事で書いたのですが、
わたしは今の仕事を「やりたくて」始めたわけではありません。
しかし、結局今ふりかえってみると
今の仕事が
わたしのダメなところ、
わたしの嫌いなところ、
わたしのできないところ
を全部包み込んでくれました。
つまり、今の仕事に、逆にわたしが救われて、
この仕事をすればするほど、わたしの欲の皮がむけては
I LOVE ME!!
って、なったのです。
好きなこと、
ではなかったですが、
導かれた先に、それがあった。
導かれるがまま
やるべきことをやっていたらそのまま
気づいたら
「I LOVE ME」っていうところに、辿り着いた。
まさにサプライズプレゼントですね。
仕事に導かれ、
仕事に自分の愛を暴かれ、
それでいて自分も感謝をされ、
自分も感謝をし、
お金ももらい、
生活もできて、
心も満たされ、
人生も豊かに。
なった、わたしは。
現実という鏡を通して見つけた「自分」は
輝いていました。
あぁ、わたしは「自分」を知りたくて、体験したくて、味わいたくて、
生きているのだなぁ、と思ったのです。
そんなこと自分には無理だ、って思いますか?
思う人もいるかもしれませんが、
思わないでほしいです。
そうそう簡単に、無理だとか思わないで!!!笑
でも、方法を探していたら、無理なのかもしれませんね。
ただやっぱり、大元の使命は誰だって「自分を生きる」ことだと思うの。
それでいて、「何をするか」ってのは
そのあとのはなし。人それぞれ。時によって変わる。
しかも、「何を」っていう答えは一つじゃない。
「何を」ではなく
「なぜ」に目を向けた時に。
その仕事が「自分を生きること」につながっているのであれば
別に内容はなんだっていい気がするのです。
?