2016年4月の過去記事です!
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「秦さんは、正解などないとよくおっしゃるのですが、
正解を見つけないと動けない人が多いように思います。
それについてはどう思いますか?
わたしは正解がないと動けないタイプですが、頭ではわかっていても
どうしても前に進めません」
という質問をいただきましたので、
わたしが普段から意識している
「正しさよりも、適切さ。」
についてお伝えしようと思います。
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まずはじめに言っておくと、
わたしは「適切なもの」が好きです。
ふさわしいもの、が好きですし、
しっくるくるものが、好きです。
適切さ、というのは
正しさや正解とはちょっと違って
「その場、その環境、その人にとってふさわしいかどうか」
「似合うかどうか」
という点において
とても柔軟で、かつ臨機応変さを持ちます。
正解よりも説得力があり、
何かを選択し、行動にうつすときもこの
「適切さ」を大切にしています。
こう言われるとお堅い感じがしてしまう人は
どうぞ、適切さのことを
「適当さ」と変えて読んでみてください。
はい、
そうです、わたしは適当なのが、好きです(笑)
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例えば、フォーマルな場にジーパンでいくにしろ、
他の格好がちゃんとしていつつ、
ジーパンもなんか知らんけどめっちゃかっこいいやつだったら
もしかしらたOKかもしれませんね。
基本的にフォーマルな場におけるジーパンは不正解かもしれませんが、
他の部分をうまく調和させてそのジーパン姿というものが
フォーマルな場における「適切な格好」となるかもしれません。
またあるいは、
結婚式にジャージでいく人はいませんよね。
でも、
結婚式にジャージで来てください、みんなで暴れましょう、
シャンパンとかぶっかけ合う結婚式なので
どうぞ、汚れてもいい格好で来てください。
と言われたら、
普通、ジャージで結婚式は不正解ですが、
その時と場合、あるいは目的や条件によってはOKとなります。
わたしの言う「適切さ」というのは、そういうものです。
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正解や正しさというものは確かに存在しません。
しかし、
「その人」にとっての適切なこと
「その場」にとっての適切なこと
「その時」にとっての適切なこと、
というものは存在します。
適切なものを見つけるというのは
似合うものを見つける
しっくりくるものを見つける
今たいせつなことを見つける
自分がピンときて納得したものを見つける
というのと同じ。
結論から言えば、
正解や正しさに自分らしさはないけれど、
適切さには自分らしさがあります。
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ファッションで考えてみればいいと思います。
世の中には腐るほどの洋服がありますが、
そのどれもがある意味素敵で、ある意味ダサい。
結局、
その服が似合う人が着れば、
その服は「素敵な洋服」となるし、
その服が似合わない人が着れば、
その服は「ダサく」見えるわけです。
そういう意味でもファッションにだって正解はありませんよね。
でも、
「似合う」はあります。
つまりそれが「適切さ」
ってことなんです。
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大切なのは
今の自分にしっくりくるものを選ぶこと。
食べ物や着るものも、小さい行動も。
自分の感覚や直観、
素直な気持ちにシンプルに従ってみてくださいね。^^
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