笹舟ってありますよね。葉っぱで船をつくって、
川とかに流すやつ。
あれをね、よくイメージすることがあるんです。
たとえば、
誰かから何か拒否感や拒絶感、不快感を感じたとき。
それはとてもよいメッセージを伝えてくれています。
自分が自分のことをどう無意識のうちに信じているのか。
その信じていることを相手を通し、感じます。
相手から、お前はできない人だ、と言われている気がするのか。
お前はバカだ、まぬけだ、ダメな人間だ、と言われている気がするのか。
はたまた、期待できないとか
どうせそんなたいしたことないとか。
相手からなにを感じた”気がする”のか
よくみていると、
それはそっくりそのまま自分に対して
無意識にそう、頑なに信じていることになります。
まぁ、なんともアイタタタ~な発見ですよね。
でも、無意識に信じていることには必ずメリットがあります。
そう信じることで何か利益があるから、
潜在意識で信じているそれらを手放そうとはしません。
なにがこわいのか。
なにを感じたくないのか。
そこに素直になれると、自分の中でそのメリットは必要なくなり
無意識に信じているそれらも必要なくなります。
わたしはそういうことがあったとき、
静かにイメージの中で、笹舟にのせてその
「無意識に信じていたこと」を流します。
そうっと水の上にのせて、
今までありがとう、もうそれに守られる必要はなくなりました、と。
そうやって、水に流していきます。
不思議とね、そうすると
それに気づかせてくれた相手に対して
心からありがとう、と思えるようになります。
たとえ嫌いな人であっても、
『あいつが絶対に悪い』
『わたしが絶対に悪い』
などと決め付けることに心地よさはありません。
見えているのは、自分の価値観。
そして、自分自信に対する
『どうせわたしは』です。
笹舟にのせて、流してしまいましょう。
流して流して流していきましょう。
笹舟会とか、やりたくなっちゃった、はたでした。
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