いきなりですが、みなさんにはこんな経験ありませんか?
・とある言葉を言われたり、
とあることをされると身体が硬直してしまう。
・ある特定の場面やシーンになると思考停止してしまう。
あるいは怒りが止まらなくなってしまう。
・自分の生きている意味とか生きがい、
やりがいなどを考えると頭がフリーズしてしまう。
・いつも同じような場面でイライラしてしまい、
どれだけ心理学を学んでもわからない。
・同じパターンを繰り返している気がして
何も変わっていないと思える。
・未来に良いイメージが湧かない。
ワクワクしようと言われても正直よく分からない。
実はこれ、ほとんどの人が経験する《ある現象》です。
どういう現象か、というとズバリ
◎過去と未来の同時制限。
という現象です。
今では当たり前のように聞くことが多くなった
”心理的ブロック”
もちろん、わたしにもたくさんありました。
過去形になっていますが、もちろん今でも持っています。
しかし、それらに支配されることがなくなった。
つまり、
自分で自分の生きたいように、振る舞いたいようにできる
自由さと可能性を得たのです。
自由と可能性をGETだぜ!です。笑
じゃあ、秦さんは潜在意識を書き換えたのか?
と言われれば、実はNOかもしれません。
わたしは、潜在意識を書き換えた、のではなく
「自分の制限からその都度、その都度ぬけて、自由になる」
その感覚を覚えた、だけなのです。
羽が生えた感じです。
だからぶっちゃけ、
心理的ブロックなんぞ、なくならんでもどっちでもよい。
なぜならば、いつでもそれらから自分を解放することができるから。
イライラしたときも。
どうしよもなーく「絶対にこうだ!」と思い込んで悲しい時も。
「どうせわたしなんて」モードに入り込んだ時も。
嫌いな人やむかつく人にあった時も。
その原因となっているブロックとかを探してどうこうするんじゃなくて、
そうやって反応してしまう自分を
まるごと 受け入れて 解き放つ。
これがね、ハタユカ流のやり方です。
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多くの人は、問題解決をしようとします。
問題解決には原因の抹消が必要だから、
自分の過去をどうにかしようとしたり、自分を変えようとしたり。
でもね、問題解決は必要ありません。
そもそも問題はないのですから。
制限解除。自分をまるごと表現!
それだけなんです。
原因の追究も、いらないの。
我が人生に起きるすべての出来事、
我が肉体に生じるすべての反応を、
表現し尽くす!
泣き顔だって、商売道具♪じゃないですけど(←なんだそれ笑)
そんな感じです。
たとえばどういうことか、すこし具体的に説明しましょう。
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例えば冒頭の例であげた
・とある言葉を言われたり、
とあることをされると身体が硬直してしまう。
・ある特定の場面やシーンになると思考停止してしまう。
あるいは怒りが止まらなくなってしまう。
この二つの例ですが、こういった反応は
かなり無意識的に起こっていることであり、
”反射”に近いものとなります。
熱いやかんを触ると、アチってなるやつね!
あれくらい素早く、ものすごいスピードで起きています。
これらの反射が起こるのは、
”過去の体験”と”筋肉の記憶”がきっかけです。
・とある言葉を言われたり、
とあることをされると身体が硬直してしまう。
みなさんは何か、ありませんか?
わたしはですね、とにかく「男の人に無視される」と
ものすごく身体が硬直していたんです。
あと「お年寄りのおじいさん」を見ると、何もされていなくても
他の人と比べて腹がたちやすかったり。
わたしの場合は、祖父や父との過去にきっかけがあるのですが、
散々セラピーやらヒーリングやら内観やらをしても
ぶっちゃけ、あまり効果はなく。
いわゆるこれが、問題解決、ってやつね。
原因を祖父や父のせいにして、そこをなんとかすれば、なんとかなる!的な。
いやいや、キリないんですわ。
だから、すこしは変わったとしても
根本的には変わらず、困ったもんだ、と思っていました。
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でね、ちょっとした結論をいうと、
結局たいせつだったのは
「自分を解放すること」だけ、だったんです。
自分を信頼して、自分を解放すること。
自分をさらけ出すこと。
感じていることを感じているがままに、この宇宙全体に放出すること。
怒りのエネルギーも喜びのエネルギーも本質は一緒であると知り、
その本質にかえること。
自分自身がすべてOKになれば
すべてOKの自分から放たれたものはすべてOKを連れてくるってこと。
それだけで、よかったんです。
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原因を過去に探してなんとかするのは、もう疲れたの。
ずっとそうやっていると、
現実に問題がないといけない体質になってしまいます。
自分にとって好ましくない反応
(イライラする、怒りが湧いて身体が硬くなる、
恐れが出てきて動けなくなる、口が動かなくなったり
自分が急にコントロールできなくなる、
目の動きが変になる、ろれつ関係、などなど)
というのは、意図的な思考でなんとかしようとしても、
あまり意味がありません。
身体の細胞が覚えていることがかなり多いので、
まずは身体の細胞に教えてあげなきゃいけないのです。
例えば、イライラするとき。
多くの人は「思考(ことば)」でイライラをなんとかしようとします。
・大丈夫、大丈夫、と自分に言い聞かせる。
・イライラしないように、と自分の意識を変えようとする。
やったこと、ありますよね?
はいはい、わたしもあります!( ´艸`)
でも、この時イライラしていると同時に
身体も必ず反応しています。
硬直したり、一部のところが硬くなっていたり、
身体の重心がおかしくなっていたり、します。
潜在意識というのは、ことばよりも
”体感”でアプローチした方が届きやすいんですね。
身体の反応を起こしているのは潜在意識なので、
身体の反応から、変えていく。
方法は単純です。
イライラしたときに、身体の姿勢、動き、手の位置、表情、から変えるのです。
・姿勢をのばして
・両手をひろげて高く上げて
・ぴょんぴょんジャンプしながら、
・顔をぎゅーってしてみる
この4つを、やってみてください。
ほんの1分やってみてください。(30秒、ぴょんぴょんするだけでもOK)
すぐに変化を体感することができるはずです。
さらに何度も繰り返せば、時間が経つとイライラすることが減ります。
イライラしても、それが継続しません。
この時大事なのは、
むやみに
「なぜ自分はイライラするのか?」
「どうしていつも同じパターンでイライラするのか?」
と深刻にならないこと。
それらを問題視したまま原因追究するべからず、です。
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わたしはプログラムの中でワークをたくさんするのですが、
たとえば先日、アシスタントしっしーと話していて
「ほんと、しっしーって変わったよね」という話をしていました。
本人に、その変化の実態を教えてもらいました。
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昔は人の言動にいちいち腹が立ってて。
そんな自分にさらに反応して何が何だかわからなくなる。
そんなことが多かったんだけど…。
ワークを通して
怒りってすごくいいもんだと気づいちゃったのね。
わたしはわたしを大切にしたい!という
自分を大切にする感覚なんだと体感しちゃったの。
感情を全部感じるワークや、赤ちゃんに戻るワークで、
「わたしはわたしよ!」と誇らしげに存在する自分に出会った。
怒りは大切な友達で、わたしの一部。
それからは、反応が起こる度に
「いいぞいいぞ~もっと自分を大切にできるぞ~!」と
拒否せず迎えられるように。
あと罪悪感に対する反応もだね。
またまた~wと疑えるようになったw
なんかさわたしはわたしに愛されてるって感覚なんだな
^^^^^^^^ここまで^^^^^^^^^^
問題解決しようとすると、このような体感は得られず。
いつまでたっても原因探し。
また出てきたよ~
まだ手放せてないよ~
まだブロック外せてないよ~・・・
と、落ち込んでしまうの。
でもでもでも!
過去のブロックや体験からの思い込みをどうにかするってより
そいつらから生まれるネガティブな反応
(イライラする、怒りが湧いて身体が硬くなる、
恐れが出てきて動けなくなる、口が動かなくなったり
自分が急にコントロールできなくなる、
目の動きが変になる、ろれつ関係、罪悪感、無価値感などなど)
そういうのが起きた時こそ、自分を解放するチャンスなわけです。
自由に触れるチャンスなわけです。
イライラしたときも。
どうしよもなーく「絶対にこうだ!」と思い込んで悲しい時も。
「どうせわたしなんて」モードに入り込んだ時も。
嫌いな人やむかつく人にあった時も。
その原因となっているブロックとかを探してどうこうするんじゃなくて、
そうやって反応してしまう自分を
まるごと 受け入れて 解き放つ。
これね、これ。
ちなみに、この記事で書いているワークってのは
これのワークのことです。
ここにきたみんなが、
少しずつ、自分と、自分の人生と、自分の周りと、自分をつつむすべてに
身をゆだね、こころをゆだね、
解放し、自由になっていく様を見るのがわたしはとーっても好き。
こういう場があると、
ひとりではなく、誰かがそばで代わりに「大丈夫」って
信頼して待っててくれるから、安心だしね。
2期は9月からはじまるのですが、
次はどんな自由なみんなを見ることができるかな。
それが今からとても楽しみです。
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最後にせっかくなので、とっておきのワークをひとつ、ご紹介しましょう。
ELMプログラムの公式ワークの中のひとつ。
『あいうえおワーク』というのがあるのですが、
このワークは
自分の”詰まったエネルギー”を流してくれたり、
どんな感情も感じることができれば相手も自分も傷つけない、
ということが分かったりするワーク。
あとはそうだな、
人に届く想いとそうじゃない想いの違い、とかね。
これは大勢でやるのが一番ですが、ひとりでもできます。
《こんな時に》
誰かに変わって欲しい!と思ったり、文句がある!と思った時。
《方法》
相手に対する文句を、ことばではなく「あいうえお」で叫ぶ、言い続ける。(自分の中でOK)
これをひたすら、続ける。
《イメージ》
頭の中で
「お前のせいだ!」→「あいうえお!」
これを繰り返す。
ことばを介さず、あいうえお!を繰り返しながらエネルギーに集中。
言語に邪魔されていたエネルギーが自分の中を通っていきます。
胸があつくなったり、
自分の中で何か感じるものがあるまで続けるといいよ。
ELMプログラムでやるときは、
だいたい誰かは絶対に、泣きます。
ぜひ、やってみてね。