1年前のちょうど今頃、モンゴルに行っていた時の記事。
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なんであの人はうまくいっているんだろう。
わたしと何がちがうのかなー?
わたしの何がいけないのかなー?
あの人とは何がちがうのかなー?
はい、いわゆる
隣の芝生はなんちゃらかんちゃらですが。
こう思ったときは
それ以上考えないで~!!
ストーップ!!
してくださいね。
^^^^^^
まず、
?そもそもなぜ、何を理由にして、
あの人は”うまくいっている人”で
わたしは”うまくいっていない人”
なのか。
基準はなんなのか?そこを見直してみなくちゃね。
そして、
?ほんとうに人が成長するときというのは、
誰かと比べて自分が劣っていると感じるときではなく、
”違い”を受け入れ、そして”自分”中心になったとき。
誰かと自分は違う存在で、違うことをしていて、違う場所にいて、
違うものをもっていて、違うものを見ているけれど、
どちらがすごいかどうか、よりも
単純に相手のことを素晴らしいと感じ、
その素晴らしさからエネルギーをもらうとき、
です。
だから、
誰かに比べて自分は劣っているだとか、
理想の自分と比べて今の自分はダメだとかいう理由での
向上や成長は、継続しないし
そのプロセスを楽しめないので”苦労”しか感じられなくなっちゃうのです。
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モンゴルに行ったとき。こんなことがありました。
ボンゴル砂丘に登ったのですが、
そこは約200mの砂丘。
数字だけきくと、中学校の時によく走った100m走の2回分か、なんだと思うし、
登山をベースに考えると200mなんて・・・と思う。
けど、ここは砂丘。
砂の丘!
すなのおか!
いいですか・・・
砂なんです!!!!!(めっちゃ強調)
鳥取砂丘に登ったことがある方はわかるかもしれませんが、
水に濡れていないサラッサラの砂を上に登って行くの
ほんとうにほんとうに、たいへんなこと。。。。
それに加え、この天気。(ピッカピカのテッカテカー!)
この日差し。(ギンギラギン♪)
元から標高の高いモンゴルで
さらに標高の高いところへのぼります。
しかも、
すな!!!!!!(ええ、何度でも強調します。)
でも、
砂漠で撮影を・・・というのが第一の目的だったし、
それを楽しみにしてくれている人たちもたくさんいたので
なんと、
ドローン1台
三脚2本
カメラ2台
そのほか、もろもろの必要な機材や水
そして自分の身体(一番重い)
をしょってですね、上にあがりました。
すごいでしょ、荷物の量!
良い子は真似しないでくださいね!!
とはいえ、ドローンは運転手さん(現地のベテランガイド)が
ロープでリュックに結んで上がってくれました。
途中まで、わたしはカメラ2台と
三脚2本入ったものを背負いながら、よいしょ、よいしょと
歩き出したのでありました。
―
はやいこと結論を述べますと、
とにかくですね
『死にそうだった』
この一言に尽きます。
ほんとうに死にそうでした。
途中から、足は動かなくなるし
吐きそうになるし
頭は痛くなるし
暑いし
喉はすぐ乾いてお水足りないし
何よりとりあえず、
メンタル的に、やばい。笑
3歩進んで2歩下がるんです♪
笑えないんです♪
休憩するために立ち止まると、歩いてきた半分くらい
ザザザーッと下がるんです♪
来たことを後悔しましたね、頂上に上がるまでは。
真ん中くらいで、運転手さんが三脚を代わりに持ってくれたので良かったのですが、
そこからいっきに体調がガタ落ち。
リタイアしようとおもいました。
どうやって言い訳しようかとかんがえました。(ほんとうに気持ち悪かっただけだけど。笑)
どうやってリタイアを正当化しようかとかんがえました。笑
ほんとうに、あとちょっとのところで
『もう、降ります』
というところでした。
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ふとそのときに、
『わたし、登りかた、おかしいんじゃないか?』と思いました。
現地生まれ、現地育ちの運転手さんと比べて
わたし、なんて遅いんだ!
はやくあがらなきゃ!
と無意識に思っていたんだけど、
そこじゃないよねーと。
で、わたしが行ったことはふたつ。
?頂上を見ないようにする。見る時は、自分の向かっている方向が間違っていないかだけの確認。
どれくらい進んでいるのか、を考えずにいること。
?自分なりのルールを決めた。10歩を1セットとして、1セット歌いながらに変更。1セット終わったら休憩し、3セット終わったら方向を確認する(上をむく)
すると、登りやすくなったんです。
効果テキメンでした。
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誰かと比べて自分のおしりたたかない。
目標やゴールに到達することを目的にしない。
プロセスの1歩1歩をたのしめる工夫を自分とする 。
その工夫そのものを楽しんでみる♪
ゴールや目標が明確にあるから人は前に進めるのではなく、
プロセスが楽しいから歩み続けられる。
自分が一歩、一歩、をゴールだと思えば
その瞬間、すべての行為がゴール達成となるわけです。
いや~死にそうになって登ってほんとうによかった。笑
写真も撮れたし、ね♪
なんであの人はうまくいっているんだろう。
わたしと何がちがうのかなー?
わたしの何がいけないのかなー?
あの人とは何がちがうのかなー?
はい、いわゆる
隣の芝生はなんちゃらかんちゃらですが。
こう思ったときは
それ以上考えないで~!!
ストーップ!!
して、
架空の人物や理想をゴールとして目指すのはいいけれど、
そのプロセスが楽しいかどうか?
楽しめるかどうか?
確認してみましょう、ってはなしでした。