快適
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快楽
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幸福(至福)
幸せ、と一口に言ってもそれにはいくつかの段階がある。
好きなことをやっていれば、なんでもうまくいく、
というのはひとつの法則であるが万能薬ではない。
まずは快適さを得ることによる幸せ。
そして、快楽を受け入れてゆだねる幸せ。
このふたつのステージの幸せを経て、人は至福を感じる。
快適さは生理的な欲求。
食べるとか身の安全とか、寝るとか。
これは、頭ではなく感情でもなく、身体の声を聞くことが必要。
そもそも、身体の声って?感情の声や、思考とはどうちがうの?ってことを知らない人が多い。
その違い知らずに、生理的な欲求は満たされない。
快楽さは、承認欲求や愛されたい受け入れられたい成功したい、など。
根底にあるのはすべて、孤独からの回避である。
このステージを満たすのに必要なのは、実はお金でも他者からの称賛でもなく、「触れ合い」なのだ。
ここ数日間、誰かの手や身体や皮膚に触れた?触れ合うことが実はこのステージを満たしていくの。
その次にあるのがある意味、本質的な幸福、至福だと私は思っている。
触れ合っても腹ペコは解消されないから生理的欲求とはちがう。
どのステージから満たすことが大切なのか。それは人それぞれ違うのよね。
だから、好きなことをやればいいっていう人もいるし、
好きなことばっかりやってないで、もっと広い意味での自分を信頼し、他者を信頼し、
思考や願望を手放し完全無視して人生の流れに乗ったほうが良いという人もいる。
あなたの不安はどのステージ?
あなたはどうだろう。
それが見極められるようになると、
方法論や正解に頼りすぎなくて、いいよね。
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ワクワクに従うだとか
直感に従うだとか
好きなことだけをしようだとかいうのが
適応する人と適応しない人がいる
ワクワクすることをやること、
好きなことをやること、
それは痛いみからの回避じゃない。
不安になりたくないからだとか
嫌われたくないからだとか
痛みを味わいたくないからだとか
失敗したくないからだとか
そういう理由で好きなことをやろうとしたり、
自分のワクワクすることだけを選択しようとしたりするのって、
それ、うん、ちょっとちがう。
対処のための理由にするな、と思うのよ。
直感とかワクワクとか、そういうのを理由にすんじゃねーよ、と思うことが多々ある。
好きなことだけをやるって
痛みも失敗も全て受け入れていくことなのだから。