今の時期に大事なこと!
1年前の記事から
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何でもかんでもすべて、自分の心の中から見つけよう!
自分に素直でいよう!
自分のやりたいことをやろう!
これが今の風潮かもしれませんが、
実は、
・自分の中から出る答え
と
・自分の外から見つかる答え
の二種類があるんです。
だから、この二種類をうまく使いこなすことができないと
人は自分の中には”存在しない答え”を、
ずっとぐるぐるぐるぐる内側を掘り尽くし、
しまいには下の方に穴をあけてしまって
隙間風にやられてしまいます。
そう、心か風邪を引いてしまうのですね。
・考えすぎてぐるぐるして気持ち悪くなる
・自分の本音を見つけようとしているが長年見つからず、逆に鬱
・やりたいことを探して路頭に迷って自己不信
なんて、よくあること。
自分の中にすでにある答えと
自分の中にはない答えという2種類について詳しく説明しますので
ぜひこれを基準に、
”総合的な自分との仲良し度合い”を
高めていきましょね。
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例えば、
★自分の中にすでにある答え
これは、いつだって体感・感覚・感情がゴールとなります。
逆に、
★自分の中にない答え
これは、いつだって体感や感覚、感情というゴールへのプロセス。
例えばどういうことかと言うと・・・
『温泉に入りたい!』これは自分の中からの答えです。
そのあと、ほとんどの場合
『どこ行こうかな?』『どうやっていこうかな?』って
検索
しますよね。
この時の
・温泉行きたい!
が自分の中にある答え
それに合わせて
・どうやっていく?どこにいく?いついく?
などは、自分の中に聞くのではなく
ネットで調べたり、自分のスケジュールと照らし合わせたりして決めます。
この時に、
自分の中にない答え(つまり、プロセスの部分)
さえも、全部自分の中で答えを見つけ出して決めようとするのには無理があるのです。
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先日ビジコア本講座の中でこんなことを伝えました。
『自分のコアな世界観は自分の中にある。
ビジネスを通して体感したいこと、
伝えたいメッセージ、そして何を自分は共有したいのか、
それはどんな喜びなのか。
これは常に自分の中にあり、自分の内側から見出される。
でも、それを達成していくためのヒントや
プロセスに対するヒントは内側にはない。
それは外側から吸収していけばいい。 』
と。
多くの人は勘違いして、
自分のやりたいことをやるプロセスさえも
全部
自分の中で、うーんうーんと唸って見つけようとしてしまいます。
でも、わたしがビジネス系の講座で
プロセス作りをする時にいつもお願いするのが
”人のプロフィールを読み漁れ”なんです(笑)
人の経歴やプロフィール、歩みには
”その人の語ること以上”の学びが詰まっている。
Aさんが経験により見つけた答えを
わたしたちはマネすることができません。
できたとしても、大抵は表面上のことばかり。
Aさんという素晴らしい人が
様々なプロセスを味わうことで得た答えや教訓は
あくまでも”Aさん仕様”なのです。
自分が真似ても、
その境地には至りません。
しかし、その答えに行き着いたプロセスを見ると
自分にとって”活用できそう”なヒントがたくさんあることに気づきます。
その人が得た答えに至るまでの流れ、
そして気づきや出会いの連続性の中から
まるで行間を読むようにして何かをつかむことができる。
それが、人のプロフィールを読み漁ることの良さです(笑)
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自分のコアな世界観は、自分自身の中から生まれる。
でも、達成するための手段や方法、
プロセスは自分で力んで考えない。
今は最も手っ取り早い方法として
インターネットがありますので使わない手はありませんよね。
人には意識と無意識の領域がありますが、
インターネットは、世界、いや
宇宙の潜在意識
と言っても良いでしょう。
そこには計り知れない情報と可能性、そしてネットワークがあります。
(photo by yukahata)
身近にあるのだから、
宇宙の潜在意識を利用しまくればいいのです(笑)
手のひらサイズに
宇宙の潜在意識が詰まっているって
相当便利な時代ですよね。
余談ですが
検索するのが得意な人と不得意な人がいます。
わたしは、欲しい情報をインターネットで検索するのが得意
これは『潜在意識にお願いすることができること』と同じなのですが、
それについてはまたブログで触れていきます。
でも、
明らかに
『そんなのはインターネットに聞いてもわからない』
ことがあります。
自分が感じていることや
自分の体感、感覚、
そして
”自分にとっての”こと。感情。気持ち。
それらは自分の内側にしか存在しない答えです。
これを自分以外の他者やインターネットに求めても空回りするだけ。
じっくりゆっくり、自分の中の声を聞き
たくさん出てくる”答えらしき”ものと触れることが重要です。
その際、数に圧倒されてしまいます。
自分の内側から交代交代にやってくる
”本音っぽい答え”が押し寄せる波のように
やってきては消え、
やってきては消え、
それを繰り返すことばかりで
答えなど見つからないような気がして
途方にくれてしまいます。
そんなときは思い出してください。
”答えはひとつ”って誰も決めとらん
と。
答えの数、も
答えそのものも、
自分で決めたらええ、っちゅうことなんです。
★自分の中にすでにある答え
★自分の中にない答え
この二つをうまく見極められたなら
もっと総合的に自分のことがわかるようになり、
何かを形にしていくことが楽しいのではないか、と思います。
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ただし先ほども言ったように、
『自分の中にない答え』を外側に求めることは
ある意味大事ですが、
『何を自分の答えとするのか』を
”決める”のは、常に自分であることを忘れないように。
答えは、内側からも外側からもやってきます。
しかし、
どれを”食う”のかは、自分で決める。
そして、食べた答えが、
わたしたちの血肉そのものとなるのです。