求められるところで、自由に舞えばいい。
わたしが、人生のコンセプトコピーを
「それでも世界にYESと言おう。」(現ブログタイトル)
に決めた時、そんなことを感じた。
(スーッと決まっただけだが)
わたしは、
求められる場で、
自由に舞おう、と。
求められる場、というのは
誰かに求められる場所のことじゃない。
求められる場、といのはつまり
自分の人生におこるすべてのことであり、
誰かや何かを通して
自分のほうへ知らぬ間に流れてくる場のことである。
photo by Mizuho Kito
むかし、いろいろな職業に憧れたわたしは
デザイナーになろうと思ったり
建築家になろうと思ったり
起業家になろうと思ったり
旅人になろうと思ったり
カフェ経営者になろうと思ったり
小説家になろうと思ったり
写真家になろうと思ったり
実にいろいろなことを考え、
手をつけてはやめてみたり、
やってみては違うと思ったり。
ずっとずっと、
自分がずっといられる居場所みたいなところを探していた。
でも今は、自分には居場所は必要ないと思っている。
というより、
いま自分のいるところが常に、
いまの自分の居場所なのだ、と。
だから、特別な場を求めることは必要なくなった。
そのとき、
人生は山登りではなく
ただっ広い平地であるんだ
ということが
一気に実感として細胞に流れ込んできた。
誰々が自分より前にいるとか、後ろにいるとか、じゃなくて。
ほんとうはみんな、それぞれ思い思いに
今いる場所で、すきなように、踊っている。
みんな違う音を聞いて
みんな違う景色を見て
ただっ広い地の上で、
自分の存在を舞っている。
平地を山だと勘違いしているときは、
ただ歩けばいいのに
しんどそうに歩いたり、
疲れるなぁと動いたり、
急がなきゃ追い越される、と焦ったり
自作自演で、ひらべったい土地の上で山登りをしている。
その滑稽さに気づいてからはもう、
冒頭の通り。
求められるところで、自由に舞えばよいのだと。
何が起きていても
何も起きていなくても
何をしようとしていても
何もやりたくないと思っていても
自分がいる(在る)、ということが
なによりも重要で最大でそして最愛の事実であり、
その事実は生きている限り、
自分から離れることはしない。
しかし、わたしたちはすぐに、
ただ存在している等身大の自分そのものよりも
誰かの目や
世間の常識や
人の役に立てているかどうか
社会の役に立てているかどうか
という、
持ち主のよくわからないものさしで、
自分を計ろうとする。
そのものさしは、
”誰の”ために用意されたものでもなければ、
誰かに合わせてつくられたものでもなく
ものさしは、ただただ
自分の等身大を不自由にしていく。
ただ在る、ということは
今の自分に素直になるということ。
一瞬、一瞬それは変わっていくだろう。
今日と明日では、あるがままの自分は違うのだ。
だから尊い。
明日には出会えないかもしれない、今日の自分がいる。
photo by Mizuho Kito
だから、生きている、ということは
とてもすごいことだとわたしは思う。
ものすごい数の細胞が集まり、
頭では理解できないような調和の法則で
人体は動いていて。
その人体は、
地球の、
宇宙の、
ちいさな投影物だとしたら、どうだろう。
わたしたちは、地球の細胞だとしたらどうだろう。
すべてには、完全な調和が
科学や頭では理解できない法則で流れているとしたら、どうだろう。
むやみやたらに、
「起きていることにはすべて意味がある」とか
「全部、うまくいっている」と思い込むことに対して
懐疑的だったり、
恐れを抱く人もいるかもしれないけれど、
実際わたしだってそんなのはどうでもいい。
それよりも自分にとって重要なのは
”何が”ではなく
”どう”
という部分。
WHAT(何)より
WHY(なぜ)
そして、
HOW(どう)
つまり、
人生で何が起きるかはわからないし、
すべてうまくいっているかどうかは知らないけれど、
そうだとしても、
そうじゃなかったとしても
わたしは、
わたしの存在するその場で
自由に舞えばいいのだ
ということ。
それでも世界にYESと言おう。は
人生が求めたことが身に起きるならば、
どんなことでも舞台にして踊ってやるわ
の決意表明だったのかもしれない、と
最近、再びおもうのだった。
ここからはお知らせ的な。
2017年の9月から、
しばし無期限活動休止
とすることにしました。
それまでの予定は
3月~6月(4ヶ月プログラム)
5月~8月(+2ヶ月スカイプ期間)
4月と7月に潜在意識に関するセミナーを1回ずつ。
が現在決まっている予定。
そのほかにも、本の出版や
水面下で進んでいるプログラムなどがありますが
9月からは、セミナーや講座など、
すべておやすみします。
再開するかどうかはわかりません(笑)
一生しないかもしれません。
やりたくなったら、するでしょう。
・ブログ執筆やメルマガ
・ハタユカラボでのコンテンツ配信やメンバー限定企画(本日より募集開始)
・裏プロデュース&コンサルティング業
は継続します。
どうぞそれまでの間
まだこの場で舞っているので、
みなさまどうぞ宜しくお願いします。